図書館の本

 昨日に図書館へといって、本を返却して、また本を借りてきました。
 今回かりたものの返却期限は、来年の1月9日だそうです。いつもは二週間ですが、
お正月のお休みがはいることもありまして、いつもより長いこと。
 あまり読むことができていないにもかかわらず、欲張って沢山の本をカウンターへ
と運び、借りる手続きをとりました。
 それは次のようなものです。

まなざし

まなざし

 亡くなってからも、鶴見さんの本は次々とでてきます。これは藤原書店ですから、
ここの関係から鶴見和子さんについてのもので一章がさかれています。
ほかには、今年の「大佛次郎賞」を受けられた金時鐘さんとの対話もありで、興味が
わきます。
 ちなみに金時鐘さんの授賞は、岩波新書「朝鮮と日本に生きる」に対してのもので
した。 
 あとは眼にはいったものを、次々にです。
皇后考

皇后考

 ほとんど鉄道の話題がでてこないのではないかと思われる原武史さんの本。みすず
に「日記」を連載しているときに、執筆していたもの。毎日新聞読書欄の「ことしの
三冊」欄で、中島岳志さんがこれをあげていました。 その1は見ておりませんが、図書館の新刊棚にあったが眼に入りました。
「紙屋町さくらホテル」と「箱根強羅ホテル」のできるまでとありまして、遅筆堂主
人が、芝居のシナリオができてこなくてやきもきする担当プロデューサーに送った手
紙などをまとめた本となります。
「紙屋町さくらホテル」は、見ていないはずなのですが、手元に1997年10月26日(日)
新国立劇場での公演チケットがあります。この芝居は、新国立中劇場のこけらおとし
で、初日は10月22日ですから、まもなくに見物にいった兄からもらったのです。
ふだん芝居を見にいくことなどほとんどないのに、どうした風のふきまわしでいった
のでしょう。そのときにトイレにいったら、ちょうどそこで作者の井上ひさしさんと
一緒になったということで、持っていたチケットに井上ひさしさんのサインをもらい、
それを当方に土産といってくれました。当方もこまつ座で井上作品をみましたが、
いずれも地方公演のため、作者の顔を見るなんてことはありませんでした。