1914年夏といいながら、オーストリア=ハンガリー帝国の話題になっていきます。
これは、小説の「ラデツキー行進曲」が岩波文庫にはいるからでありますね。
- 作者: ヨーゼフ・ロート,平田達治
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2014/07/17
- メディア: 文庫
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文庫となります。当方は、今から40年ほど前に、この小説を翻訳で読みました。
ほとんど読んだことも忘れてしまいそうですが、筑摩書房からでていた「文学全集」
の一巻としてヨゼフ・ロートとどなたかがカップリングされていたように思います。
いまも自宅のどこかにあるはずですが、たぶん押し入れの段ボールのなかでしょう。
翻訳は柏原兵三さんでありまして、いまではとっても読み通すことも出来ないと
思われますので、やはり若くて時間がある時に、こういうのは読んでおかなくてては
いけないと思うことです。(読んだことも忘れてしまいそうと記したとおりで、内容
はほとんど覚えておりません。)
いまでも柏原さん訳の「ラデツキー行進曲」は入手可能なようです。
- 作者: Roth Joseph,柏原兵三
- 出版社/メーカー: 郁文堂
- 発売日: 2000/01
- メディア: 単行本
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ました。( http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20070206 )
今回の岩波文庫化となるにあたって、岩波の「図書」では、次のようにこの作品が
紹介されていました。
「絢爛のウィーン、退廃の国境地帯、混乱の東部戦線 鋭い歴史叙述と深い情感が
描きだす、他民族国家ハプスブルグ帝国の落日。第一次大戦勃発から100年、放浪の
ユダヤ人作家ロートの傑作、初の文庫版」
岩波文庫でロートの作品は、「聖なる酔っぱらいの伝説」があります。
- 作者: ヨーゼフ・ロート,池内紀
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/04/17
- メディア: 文庫
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