がんばれ町の本屋 3

 先日に「お勝手太平記」を購入して自宅に戻りましたら、いつも配達してくれる町の
本屋さんが「本の雑誌」11月号と「ラディツキー行進曲」岩波文庫を届けてくれていま
した。何日かまえに、注文したがいまだに届かないといっていた本は、どうやら書店
で配達を待ったていたようであります。

ラデツキー行進曲(上) (岩波文庫)

ラデツキー行進曲(上) (岩波文庫)

ラデツキー行進曲(下) (岩波文庫)

ラデツキー行進曲(下) (岩波文庫)

 ずいぶんと前に、柏原兵三さんの翻訳で読んでいますが、すっかり忘れていまして、
たぶん読むとはじめて読むような感じとなりますでしょう。それにしても、岩波文庫
ヨーゼフ・ロートの作品が三作もはいっているとは驚きであります。
本の雑誌377号

本の雑誌377号

 いつからか「本の雑誌」はアマゾンでも販売されるようになっているのですね。
いつでしたか、拙ブログで「本の雑誌」のアマゾンリンクをはろうとして、最新号が
でてこなかった記憶がありますが、「本の雑誌」をアマゾンで購入できる時代となっ
たのですね。その昔は、直接配本という時代があり、そのあとは地方小流通で流れて
いましたので、小さな町で、この雑誌をおいている本屋さんはほとんどありません
でした。たぶん、今も地方の本屋さんで、これを販売しているところはそんなに多く
ないはずです。
 そう思っていましたら、ネット書店で買えるような仕組みとなっていましたので、
本の雑誌社」も背に腹はかえられないというところでしょうか。
本の雑誌」の三角窓口でたまに名前をおみかけする隣町にお住まいの方は、ショッ
ピングモールにはいっている全国チェーンの書店でミステリーを購入すると投書して
いましたが、この方は、どのようにして「本の雑誌」を購入しているのでありましょう。
 ちなみに「本の雑誌」11月は「リトル・マガジン」の特集です。