月がかわって

 月がかわって出版社のPR誌が届きました。例月でありましたら、一番はやく25日
くらいに届く「ちくま」が、今月は月がかわってから届きました。そういえば前にも
こういうことがありましたが、その時はプリントした紙がはさみこまれて、なにか
あって遅れて迷惑をかけたというような趣旨がかかれていました。今月が遅いのも
そのような事情かと心配しましたが、それはなしでした。
「ちくま」に掲載の新刊案内を見ていましたら、今月の「ちくま文庫」新刊に、次の
ものがありました。

世間のひと (ちくま文庫)

世間のひと (ちくま文庫)

「ちくま」の新刊案内には、この本について次のようにあります。
浅草寺境内、鬼海弘雄の前に現れたひとたち。四十年にわたり撮影された無名の
人々の、尊厳を感じさせる肖像の数々。間にエッセイ・あとがき付」
 そういえば、ちょっと前まで、「ちくま」の表紙は、鬼海弘雄さんの写真によるも
のでありました。あの表紙写真も浅草寺を通り過ぎる人々であったはずです。
写真のサイズが小さくなるのは残念ではありますが、 文庫になると容易に手にする
ことができて、これはよろしいことです。
 もちろん、鬼海さんの浅草寺シリーズは、これまでに刊行されていました。
PERSONA

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