夏の読書 4

 当方は新宿西口にあった「火の子」という店には、たった二回しかいったことが
ないのでありますが、ここは山口組(といっても神戸のではなく、山口昌男さんと
お仲間のこと)のたまりの一つであったことで有名であり、いろいろな人がこの店の
ことについて言及しているはずです。
 そう思って、ネットで検索をしましたが、これではあまりヒットせずでした。
そのなかでは、以下のものがすこし雰囲気を伝えているのかもしれませんです。
http://ameblo.jp/yohakuya/entry-11141505406.html
 この「火の子」の開店何周年かを記念して、「火の子の宇宙」という冊子が自家
版で刊行されたのですが、この店をはじめて訪れた時に、店主の女性さんから見せて
もらいました。ミーハーな当方には垂涎の一冊で、是非にわけていただきたいとお願い
をしたのですが、あいまいに笑顔でかわされて、それっきりになりました。
残り少ない一冊であったでしょうから、どこぞのわけのわからないものにわけるなんて
ことにはならなかったのでしょう。
 日本の古本屋で検索をかけますと、一冊くらいはヒットするのですが、それなりの
値段となっています。