小沢信男著作 34

 本日は日中仕事場におりましたので、自宅のネット環境については、
まったく手がつかないままであります。夜に帰宅してからネット接続
状態のチェックをするというのは、けっこうつらいことであります。
 外出先のポイントを利用して、本日の更新をすこし。
「東京の人に送る恋文」には、「優柔決断」という文章が、最後の
ほうにおかれています。( 先日の目次の引き写しを見ていただけ
ればわかりますが、一番最後には「わが忘れなば」がおかれてい
ます。)
 この文章こそが、今回のSUREの本のねたもとともいうべきもので
あります。
この文の最後のところに、「私はどのように喰ってきたかを、ざっと
報告して終わりにしょう。」という書き出しからのくだりがあります。
 この文章は「思想の科学」に掲載されたものですので、小沢さんは
思想の科学」のほうが、はだにあっているといってますが、この
文章は、「若きマチュの悩み」に収録の「小さな楽屋から」となら
んで、小沢さん理解を助けてくれるおすすめの文章です。
 晶文社からは「就職しないで生きるには」というシリーズがでて
いましたが、小沢さんは、まさにそのさきがけということですね。