閑話休題

 後年になってから、拙ブログを自分で見返して、この時期はいつにも増して更新が
中途半端であるなということをいいそうでありますので、その時のために記しておき
ますと、この時期は4年に一度、サッカーワールドカップの本大会が南アフリカ
開催されています。昨日は、決勝トーナメント一回戦で、日本チームとパラグアイ
の試合がありまして、なんとかブログをやっつけで更新をして、あとはテレビ観戦を
しておりました。サッカーはワールドカップしか見ていないという不届きな観戦者で
ありますが、当方が最初にワールドカップの試合を生中継で見たのは、78年
アルゼンチン大会でありまして、そのときが国内生中継の初回でありました。先日の
朝日新聞にドイツでプレーをしていた奥寺選手がインタビューに答えて、最初に
ワールドカップを意識したのはアルゼンチン大会といっていましたので、やはり
生中継というのは、インパクトがあるものです。
 この78年には、ワールドカップの予選に日本が参加しているということすら、意識
していませんでした。サッカーのワールドカップというのはオリンピックよりも盛り
上がるスポーツ大会なんだってさと、まったくこのような時代になるとは、思っても
みませんでした。
 昨日の試合は、残念ながらPK戦の末に日本チームは敗北に終ったのですが、
ワールドカップでのPKを外しての印象深いシーンと言えば、当時の西ドイツの
絶対的なエース ルンメニンゲがPKを外して、負けが決まった時であります。
これは82年スペイン大会の準決勝でしょうか。まったくはっきりとしないのですが、
ゴールを外した瞬間に膝から崩れ落ちるようにして倒れ、しばらく立ち上がること
ができなかったことが目に残っています。
 ルンメニンゲは、現在ドイツのサッカー協会の会長であるとか、今回はずして
選手も、これを糧にしてさらに成長してくれれば、今回の経験は無駄にならない。