季刊 湯川のことなど

 昨日に「季刊湯川」第7号にはどのような内容であったのでしょうと記しましたら、
早速にKyo様から、目次内容を投稿していただきました。たいへんありがとうござい
ました。これまで、第7号の存在については半信半疑でありましたが、間違いなく
存在することがわかりました。いまから28年も前のことでありますので、小生の
記憶も曖昧で、この第7号を手にしたのかどうかもはっきりしないのです。どこかの
ダンボールに押し込めてあるのかもしれません。

 小沢書店「poetica」は、すべてそろっているようです。「仙台が親戚」様が言及して
いる「三好豊一郎」号は93年3月にでたものですが、これが最終号となったようです。
この「poetica」第9号には、小沢書店からの「読者の皆様へ」という文書がはさみ
こまれていまして、これには、つぎのようなことが書かれています。
「 さて、突然ではありますが、本号をもちましてpoeticaはしばらくおやすみを
 いただくことになりました。91年秋の創刊以来、通常号9号、臨時増刊一冊、
 計10号を刊行できましたのも、読者の皆様のお蔭と心より感謝申し上げます。
  今日までPR誌として、限られた予算のなか、最小人数のスタッフで努力して 
 まいりましたが、編集上、また営業活動の展開の上で、一つの節目を迎えたと
 考えます。ここで半年ほどの充電期間をおき、あらたな飛躍を目指したいと存じ
 ます。・・・
  お客様からご送金いただきましたpoeticaの郵送料は、ちょうど今号までの分と 
 なっておりました。ありがとうございました。」

 小生は、出版社のPR誌で「リトルマガジン」のような雰囲気をもつものが
好きなようでありまして、その代表的なものが「季刊湯川」であり、小沢書店の
poetica」でありました。
 
 「京都は遠縁」様からは「彷書月刊」「sumus」「サンパン」「spin」の
ご紹介をいただきました。「彷書月刊」は手にしたことはありますが、購読するには
いたっておりません。最近の古本ブームともいえる状況をつくりだしたのは、これ
らの雑誌ですが、「サンパン」を除いて、これらの雑誌を編集スタッフが世代的に
小生よりも下の世代になっているものですから、すこし距離ができてしまっていて、
定期購読するにいたりません。