沼にハマって 3

 いつまで続けるつもりなのかですが、本日もBiSH沼の話であります。

 NHKの番組のアンケートにしたがって、話を進めていくこととします。

話は、ほとんど同じようなところでぐるぐるとするのですが、本日の質問は

次のものです。

Q2. 他の女性グループとは違うBiSHの魅力を教えてください。

 他の女性グループというと、なにを思い浮かべるでしょうかね。

当方の場合は秋元系は除外(山本彩は別ですが)ですので、今もやっている

人たちでいえば、ももクロとかハロプロ系とかリトグリなんかが頭に浮かぶ

でしょうか。もちろんししゃもとかバンド系もあるのですが。

 一部は他のグループともかぶることになりますでしょうが、BiSHさんの

一番は(当方にとってですよ)、昨年のツアーにあるように生バンドをバック

にしていることですね。これは音楽プロデューサーである松隈ケンタさんの

目論見ではありますが、これが見事にロック好きの音楽おやじたちをひきつけ

たのですね。彼女たちもいろいろな仕掛けについては大人たちにやらされてい

る(?)なんていったりするのですが、そのやらせが売りとなっているのであ

ります。(曲名がビートルズであったり、ストーンズのものであったり、

曲のイメージがキング・クリムゾンであったり、ピンク・フロイドを感じさせ

たりで、このようなことは他の打ち込み系のグループにはないでしょう。)

 そしてグループの一体感です。存在感としてはアイナが圧倒、それにリーダー

格のチッチさんがいるのですが、グループというのは難しいもので四番バッター

ばかりではチームはできません。6人しかいませんが、野球でいう主軸と二番、

六番というような役割をしっかり自覚しているし、それを活かす起用をしている

ということになりますね。4年も同じメンバーでやっていると、今ではいつ

も脇にいた人が軸になっていたりするようにもなりで、過去から今までのチーム

の成長が見て取れるというのも、このグループの特徴ですね。

 アイナさんのほかも、透明感と説得力のチッチさん、若くて力強いアユニさん、

鬼気迫るリンリンさん、セイレーンのようなあつこさん、いつの間にかすっかり

安定してうまくなっているアルトのモモコさんと、ひとりひとりの個性が際立ち

ます。

 ダンスの振付はアイナさんが行っていますし、作詞はメンバーみんなでやって

いて、最近はコンサートでも歌われるようになっています。自分たちで表現を

作り出していこうという姿勢がよろしいことです。

 本日はメンバーのモモコさんが作詞した曲です。


BiSH / Nothing.[OFFICIAL VIDEO]

沼にハマって 2

 昨日に引き続きでBiSH沼の話であります。NHKホームページにある

アンケートに答えてみようと思っているのですが、そのまえにぐだぐだ

と年寄の繰り言で、いつになったら本題にたどりつくのでありましょう。

 当方はその昔にあった歌番組などが好きでありまして、ザ・ベストテン

なんて毎週欠かさずに見て、これはと思うものはVTRに録画したりもして

いました。

 この番組の魅力は何かといえば、生放送であったことで、上手い下手を

問わず基本は生で歌を聞かせてくれるのでありました。時間の関係でテレ

ビサイズの歌になったのは残念ですが、これでいろんな歌い手さんを知る

ことになりました。

 テレビには出ないという歌い手さんたちもいて、そういう人たちがなんら

かのかたちで出演するというのは、貴重な映像といわれましたですね。

ということで、歌い手さんというのは、まずは歌を生で聞かせるというの

が基本にありというのは、当時の音楽番組を作る人たちに共通の認識であ

りましたでしょう。

 それがいつの間にか音楽番組は姿を消して、MTVのような音楽ビデオを

流すというの番組が登場するようになり、数少ない音楽番組は口パクの

アイドル中心に作られるようになりです。

 こうした傾向に苦言を呈していたのが、レコード大賞実行委員長であり

ました服部克久さんでありまして、数年前のことでしょうか、このような

のが、その年のレコード大賞というのは嘆かわしいとコメントしていたの

が記憶に残ります。(服部克久さんは、日本でストリングスの編曲をさせ

たら一番という人でありまして、山下達郎さんがクリスマス・アルバムを

作るときにお願いをしてストリングスの編曲をしてもらったということが

知られています。)

 この服部さんが関わっていたのがフジテレビの「ミュージックフェア

で、その路線の延長にあるフジテレビの音楽番組は、骨があるということ

で音楽ファンに支持されています。(ほんとフジTVなんて、当方の主義と

はまるで合わないのですが、この局が制作するノンフィクションと菊池P

といわれる人が作った音楽路線はよろしいのです。)

 音楽番組でいくと、「僕らの音楽」というのがあって、いまは深夜時間

帯に「Love Music」というのがありです。音楽的には武部聡志さんが監修

というような番組。これの集大成がFNS歌謡祭ということになります。

 それで「Love Music」という番組です。森高千里さんと、このところ

おさわがせなアンジャッシュ渡部さんが司会をつとめる番組は、やっと

メジャーデビューするかというような人たちを積極的にとりあげる音楽

番組で、当方はこれで新しいミュージシャンを知ることになりました。

 この「Love Music」が記念ライブを行って、その番組を一時間番組にし

て放送したものを録画したのが、BiSH沼へ足を運ぶきっかけであります。

 この番組を録画したのは、スカパラと森高さんのコラボがあると番組

紹介にあったからです。当方の友人に熱心な森高ファンがいまして、彼と

それを話題にしようかと思ったのですね。

 当方のところは深夜の時間に放送でしたので、録画して翌日になって、

これのスカパラのステージを見たのですが、そこにゲストででていたの

がBiSHさんでありました。(BiSHさんは、2019年3月にでたスカパラ

トリビュート・アルバム「楽園十三景」に「カナリヤ鳴く空」を寄せてい

るのですが、それは後から知ったこと)

 ということで、まったくなんの予備知識もないところで、当方はスカ

パラをバックに歌うBiSHの「カナリヤ鳴く空」を聞いたのですね。 

 ということで、やっと質問に答えることになりです。

Q1. BiSHの何にハマっていますか?具体的に教えてください

 ぶっとんだのは、アイナ・ジ・エンドさんのメタリックな声質とその

表現力でありますね。これを耳にして鳥肌がたったことです。特には、

最後のサビのところ「きらめき点火したあとに」からのコーラスのとこ

でした。

 このぶっとんだすごさとくらべると他のメンバーの数人はポンコツアイ

ドルなのかとも思ったのですが、それがさにあらずで、不思議な一体感が

あるのです。

 当方は、とにかく次々とでてくる秋元系とかジャニーズ系にはほとんど

関心がありませんでしたので、バンドをバックにライブで本領発揮できる

ガールズグループというのは、極めて珍しいと思ったのでありますね。

それが、BiSH沼の始まりで、それからyou-tubeであれこれチェックするこ

とになりです。

 そのなかから、本日は一番有名な曲を。


BiSH / オーケストラ [And yet BiSH moves.]@大阪城ホール

沼にハマって

 なにかにハマるというと夢中になることでありますが、沼というのは、

ネットの世界では「ドハマリした趣味」のことをいうのだそうです。

 「沼にハマって」というのはNHKのテレビ番組のタイトルの一部であり

ます。(かってのNHK教育テレビEテレと呼び、ラジオ第一放送をR1と

呼ぶのはなんとかならんのかな。その昔にE電とよんでねというような

キャンペーンがありましたが、もちろんこれは定着せずでありました。

R1なんてのも定着するとは思えないけどな)

 先日にネットを見ていたら、「沼にハマってきいてみた」という番組

で、これから取り上げる話題のためのアンケートを始めたとあって、その

記載例が、いかにも「沼にハマって」いる人が書いたようにしか思えない

とあって、それでNHKのこのページをのぞいてみることになりです。

https://www.nhk.or.jp/hamatta/

 このアンケートの冒頭には、次のようなリード文がありです。

「『楽器を持たないパンクバンド』BiSHが沼ハマに登場!
いろんな魅力がありすぎるBiSH沼。
あなただけハマり方、ハマりっぷりを教えて下さい! 」

 ということで、今回のテーマはBiSH沼となりです。当方は昨年の8月

からの新参ファンでありますが、けっこうなハマり方でありまして、家

人や息子たちから、どこがいいのさとすこし冷笑されることになりです。

当方は、自信満々で小学校の頃から洋楽を聞きはじめて、そのごロック

やジャズやポップスをかれこれ60年ほど聞き続けていますので、自分

のお墨付きには違いないぞと思っているのですがね。

vzf12576.hatenablog.com

 それはさて、このコロナ期間中に一番聞いていたのはBiSHさんの音楽

でありました。

 そんなこともあって、この番組のアンケートに当方が答えるとしたら、

どのようなことを記することになるのかなと思うことであります。

好きになったことについて、自分はどうして好きになったかとか、どこ

が好きであるかというのは、ほとんど批評のような話でありまして、

好きだから好きというのは回答になりませんわ。

 ちなみに、アンケートの質問項目は以下の7つです。正解はないけど、

考えると答えるのはけっこうむずかしいです。
Q1. BiSHの何にハマっていますか?具体的に教えてください
Q2. 他の女性グループとは違うBiSHの魅力を教えてください
Q3. BiSHにハマったことで始めたことがあればを教えてください
Q4. BiSHの次の楽曲の中から1番好きな曲を選び、その理由を教えて

ください。
(選択肢にない場合はその他を選び、理由の欄に曲名も書いてください
Q5. BiSHの楽曲の中で好きな歌詞と、その理由を教えてください
Q6. BiSHの楽曲の中で好きなダンスと、その理由を教えてください
Q7. 今後、「こんなBiSHが見てみたい!」ということがあれば、理由と

合わせて教えてください。

 BiSHさんはyou-tubeのライブラリーも充実していますので、それを
ご覧いただくとして、当方が本日おすすめするとすれば、次のものかな。

返して借りる

 一日遅れとはなりましたが、図書館へといって借りていた本を返却すること

になりです。これは読み続けるのは無理だなと思うものは返して、もすこし読ん

でみようと思うものは延長です。

 そう思って新刊棚をみましたら、気になるものがありましたので、それも借り

だすことになりました。借金の返済が終わらないのに、一部入金して、さらに金

を借りるという趣であります。

 図書館に入った本で、偏った内容のものは借り出しがなかったりすると、その

あとには購入するのが難しくなると聞かされていることもあって、読むことがで

きなくともえいやっと借りることにです。

 本日は新たに借りたのはみすず書房の本と、多和田葉子さんの新刊。

 まずは多和田さんの小説です。 

星に仄めかされて

星に仄めかされて

 

  気になる作家多和田さんの、「地球に散りばめられて」に続く作品。

前作も図書館から借りて読みました。不思議な味わいの小説で、ほとんど

無国籍小説のような作品。たまたま日本語で書かれているだけで、外国人

書いた日本語小説かなと思ったりです。

今回の作品はどうでありましょう。

美しい痕跡 手書きへの讃歌

美しい痕跡 手書きへの讃歌

 

  副題に「手書きへの讃歌」とあります。最近は一日にほとんど文字を書か

ない人も珍しくはないのでありましょう。

 当方は、いまだに手書きを毎日欠かさずにやっております。日程は手帳に

整理ですが、これは極細のボールペンを使って書き込みです。予定のない日

もありますが、その日の朝に計測した体重を記しますので、毎日最低でもこ

れだけは記録されることになります。

 日記のようなものは、バイブルサイズの用紙に万年筆を使って書いていま

す。これはもう何十年も続く習慣でありまして、こうすることで、手が字を

忘れないようにしています。たぶん、もうすこしこれは続けることになるで

しょう。そのうちに今よりも、バイブルサイズの用紙を確保することが難しく

なるでしょうが。

 本日にこの本をパラパラとのぞいていて、目についたくだりです。

「私たちは、手で書くことをやめられると誤って思い込んでしまった。それ

人間性の一部を放棄することを意味するということに、私達は少しずつ

気づき始めている。」

 もう一冊は、現在読んでいるものに関連です。

治したくない――ひがし町診療所の日々

治したくない――ひがし町診療所の日々

  • 作者:斉藤 道雄
  • 発売日: 2020/05/13
  • メディア: 単行本
 

  北海道の浦河町にある「べてるの家」についての本を入手して読んで

いるのですが、その著者斎藤さんが、「べてる」を支えるお一人である医師

川村先生のその後の活動をとりあげたものになります。

前著の「べてるの家」は手にするまでに18年もかかったのですが、それが

縁となったのでしょうが、この著作は、でてすぐのほかほかで手にすること

ができました。

 多和田さんの本も、こちらの本も読みたいと思う人が多いでしょうから、

今度は二週間で読むようにしなくてはです。図書館本は、期限があるので

それのおかげで読めるという、皮肉なことでありまして、締切がなければ、

仕事をしないのと同じでありますね。

勝手に一日延長する

 図書館が再開した日に借りた本は、本日に期限を迎えて返却することに

なりですが、当然のことさっぱり読むことができていないのであります。

 ちょうど借りている本が新聞書評にとりあげられているせいもありまし

て、勝手に一日延長をかけて、あわてて手にすることになりです。 

建築の東京

建築の東京

 

 これに収録の文章は、雑誌「みすず」に連載のもので、そのときに何度

か拙ブログで話題にしたことがありました。

 この本の目次を見て感じるのは、「保守化する東京の景観」とあること

からもわかるように、都市景観にも保守化が及んでいるということす。

日本の若手の建築家も、東京を舞台に先進的なプロジェクトは展開するこ

とができずで、地方都市で行うか、それとも海外のコンペに活路を見出す

かとありました。

 当方などは、東京の日本橋の上を走っている高速道路を醜いものと思っ

てしますのですが、視点を変えてみれば、「地下鉄の銀座線、日本橋川

そして橋と首都高というふうに各時代の物流を担うインフラがこれほど

重層化している場所は世界的にもめずらしく、だからこそ首都高はクール

だ」という人がいるのですね。

 当方は日本橋の上に蓋をしたようで開放感がないなとおもうのですが、

それについても、橋の真上はすっきりするが、その周辺はビルが林立で

はないかと記しています。

 このような視点は、国立競技場が計画された場所にも共通でありまし

て、葬られた計画は都市景観を変えるインパクトを持ったのではないか

ということも書かれていました。

 この日本橋首都高地下化プロジェクトに関しての記述です。

「正直、怖いものみたさもなくはないのだが、ほんとうにこれは巨額を

投じてでも遂行すべきプロジェクトなのだろうか。おそらく可視化され

にくい複雑な地下工事において新しい技術は投入されると思われるが、

誰の目にもふれる地上の景観に新しさは何もない。むかしはよかったと

いう後ろ向きの意識である。しかもその過去さえも精密さを持たず、

歴史修正主義的な景観だ。一方で、かって首都高を建設した工事は

当時世界でも先端的なプロジェクトだったにもかかわらずそのときの

技術者へのリスペクトはない。」

 なるほどですね。こういうふうにあるのをみますと、当方の景観に

対する感性も保守的であると思い知らされることです。

 次のようにもありました。

東京都知事が無電柱化を勧めているように日本の保守的な景観論に

おいて電柱は悪者である。」

 そうだよな、皆がランプやろうそくで暮らしていたときには、電柱

がたって、電線がひかれるというのは、文明そのものであったのです

ね。写真に電線が映り込むというのは、文明社会であるという時代が

ありました。これがなくなったからといって都市景観が良くなったと

いえるのかどうであるということは、もちょっと考えてみなくては

ですね。

パンとバラの日

 当方の週末休みは本日まででありまして、なんとなく火曜日が週明け

のような気分であります。

 本日は散歩して、パンを作って、庭にでて見回りをしてという一日に

なりです。当方の生活にはほとんどアルコールが入り込んできませんの

で、「酒とバラの日々」とはならずで、ここは「パンとバラの日々」と

いってみたいことです。

 ということで、本日の写真はそれにちなんだものです。

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 本日のパンは、道産小麦の全粒粉とハルユタカブレンドをほぼ半分で混ぜ

て、レーズン酵母で発酵させたもの。奥の一本はプレーンで、手前のはラム

レーズンにくるみを混ぜ込んだ贅沢なものです。(見栄えがよろしくないの

で、だれも贅沢には感じないでしょうね。このラムレーズンは、バカルディ

に漬け込んだものとなりです。当方のところに常備の酒は、料理酒とこの

ためのラム酒でした。)

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 一方バラは、今月末からの開花にむけて着々と準備が進んでいます。これは

コレッタというバラですが、今年は地植えして2年前になりですが、はじめて

シュートがでて、木も大きくなってきました。昨年の夏までは、開花が始まる

とお花を楽しんでと貸し出しをしていたのですが、その方が息子さんのお近く

に引っ越しされたものですから、鉢から地面へとおろして育てることになり

ました。手前に咲いているセントーレアと合わせて花を楽しむことができれば

よろしいのですが、コレッタの開花までセントーレアは待ってくれるでしょう

か。

 本はどうしたかでありますが、先日にWOWOWが桑田・サザンのライブを

無料放送12時間というのをやって、それを録画してしまったものですから、

これをやっつけるのに、時間を取られていましたと言いわけです。そんなに

熱心なファンではありませんが、サザンのほぼ最初のTV出演から見ているせ

いもありまして、やはりサザンは同時代の音楽家としてチェックしておかな

くてはです。

 それにしても、当方よりもすこし上には小田と矢沢がいて、すこし下には

サザン、ユーミン、達郎、みゆきであります。こんなに豊かな音楽を持つこと

ができたのは、同時代人として幸せなことであります。

郭公の鳴き声を

 郭公が鳴き声が聞こえたら、種まき開始と言われています。その昔から

の農耕暦ですが、たぶんこのあたりで郭公が飛来して来るのは最高気温が

20度超えを記録するころなのでしょう。

 その昔は自宅からも山の方で鳴く郭公の声が聞こえて来たのですが、

郭公が飛来してきていた山あたりの環境がかわったせいか、もうずいぶん

と前から、自宅にいて郭公の声を聞くことがなくなっています。

もうとっくに種まきはしたというのにです。

 そんなことで、自宅から歩いて15分くらいのところにあるパンやさん

についている庭園へといって見ることにしました。数年前には、ここで

草花を見ているときに、上空をとぶ郭公を目撃したことがありました。

郭公が飛んでいる姿を見せることはめったにないし、どうもまだ鳴き声が

幼かったように思えたので、そのパン屋さん近くに生息場所があるのでは

と思われたのです。

 この判断は大正解で、庭を見ていたときに郭公の声が聞こえてきて、そ

れも二方向からでありました。むしろ当方の住まいのほうが山には近いの

に、どうしてこちらのほうで郭公の声を聞くことができるのか、よくわか

らないのでありますが、ここへと足を運んだら郭公の鳴き声を聞くことが

できるというのがもうすこし続いてほしいことです。

 昨日の新聞夕刊の富永京子さんのコラムで加藤周一さんの「夕陽妄語

を話題にしていました。富永さんは、これを以前に読んだときには、さっ

ぱり理解できなかったとあるのを見て、当方もほっとしました。そのあと

に留学先のウィーンでソーニア・カトーさんの世話になったとあって、

これはスクラップしなくてはと思ったのですが、一夜あけて、その新聞を

探しましたら、姿を消しています。あらま、これはどうしたことか。

 思いつくのは、本日が町内会の廃品回収日で、それにだす新聞をまとめ

ていたときに、誤って一緒に入れてしまったでしょうか。 

  富永京子さんは現在立命館大学で教員をしていて、ソーニア・カトー

さんとの縁は、それによるものでありましょう。

 あのコラムが掲載された新聞を捨ててしまったとしたら、図書館かで

コピーしなくてはいけないですね。(そんな、すごいことが書かれていた

わけではないのですが、ソーニア・カトーさんについて書かれたものは

すくないですからね。)

夕陽妄語1 1984‐1991 (ちくま文庫)

夕陽妄語1 1984‐1991 (ちくま文庫)

  • 作者:加藤 周一
  • 発売日: 2016/02/09
  • メディア: 文庫