黄色い車と「月と不死」

 当方の車は2017年が最初の登録で、それから7年となり、今月が車検であり

ます。最近の車はコンピュータのようなもので制御していることもあって、ずっと

点検、車検はディーラーにお願いをしております。

 何ヶ月か前に電話がありまして、今年の車検はいつ実施しましょうかとの話で、

その時に代車は必要ですが、代車が軽自動車でもよろしいですかと聞かれました。

当方は4月上旬に、代車は軽自動車でもけっこうですよと答えて、本日に車検の

ために車をディーラーに持って行き、代車を借りて戻ってくることにです。

 この代車が、普段の当方の生活スタイルからすれば思っても見ない黄色の車で

ありまして、気分が変わってよろしいことです。(とはいっても、軽自動車の運転は

慣れていないので、駐車するためにバックするときなど、とまどってしまうことです。)

 高齢者になりましたら、すこし派手な色の車がよろしいのかもしれません。7年前

に今の車にした時には、無難な色にしてしまいました。当方と同じ車種の赤い車に

枯葉マークをつけて運転している方がいらして、なんとなく格好よく見えることです。

代車の黄色い軽自動車 初めて運転する黄色の車

 夜にTVで坂本龍一さんの番組があることは知っておりましたが、ちょっとこれは

見るのが辛いなと思ってスルーしようと思っていました。

家人がたまたまテレビを見ていいて、その番組にチャンネルをあわせてしまった時

に、坂本龍一が最後の日々に読んでいた本というのが映し出されました。

本の整理などもされていたりで、おじいさんの本とかいって、本をてにしていたの

ですが、そんな坂本さんの蔵書のことが気になってしまって、結局、番組の終わり

まで見てしまうことになりました。

 坂本さんの書かれたものを読んだら、この本についても何か書き残しているの

かもしれませんが、当方が見て目がとまったのは、平凡社東洋文庫の「月と不死」

でありました。

 坂本さんは、どうして「月と不死」であったのでしょう。そういえば、晩年の著作に

は「あと何回満月を見るだろう」というのがありましたが、これなどは、「月と不死」

に関わりがあるのかな。

 これはちょっと坂本さんの本を見てみなくてはです。