本日で車検切れ

 当方が2011年から乗っていた車は、車検の有効期限が本日までとなります。
最初に登録されてから10年以上経過した車で走行距離数も12万キロを超えていること
や、当方がこれからの加齢にともなって運転は大丈夫かという助手席の声にも押され
て、これまでの車から乗り換えることとしたわけです。
 車はすこし錆はでてきていますが、まだまだ乗ることはできそうですが、もっぱら
車のせいではなく、運転する側の問題であります。
 この車は、このあとどうなっていくのだろうと思っていましたら、本日目にした新聞
には日本の中古車を新興国に輸出する会社の代表が紹介されていました。
「一万円以下で仕入れた車が送料込みで17〜18万円で売れた」とあります。当方の車も
このようなルートにのって、外国で生きつづけることができればよろしですが。
そういえば、この地方からはロシアにむけて、ずいぶんと車がでているので、期待する
ことにいたしましょう。
 本日は後藤明生さんの「挟み撃ち」を読んでおりました。

 今から45年も前に読んだのでありますが、ほんとまったく覚えていなくて、初めて
読んだような感じであります。この作品が書かれたのは後藤さんが41歳の頃で、読んだ
時の当方は22歳くらいでありますが、それから時間が経過して、読み返して良かったと
つくづく思うことです。
 ここには、方法と思いの幸せな融合がみられます。
 過去の物語を媒介として、作品をつくりだすという手法は後藤明生さんの得意技であ
りますが、「吉野太夫」も「しんとく問答」もこれからの派生でありますね。