隣町のブックオフで

 お天気がよろしい日に隣町へとドライブがてらでかけたのですが、その時に

ブックオフに立ち寄ることになりました。

 このところ同行の家人は、エレカシさんのCDをチェックしたり、あきない世傳の

安価な文庫本を探していることもあって、ブックオフに立ち寄るのに乗り気であり

ましてありがたいことであります。

 一年に一度いくかどうかの隣町のブックオフで、棚の配置に慣れてはいません

が、まずは均一本がならんでいるところからチェックすることにです。

 文庫のところに、次のものがありました。

 昨年は「失われた時」を読んだので、このあとは「戦争と平和」だなと思っており

ましたが、その昔であれば、あちこちにころがっていたと思われる「戦争と平和」も

最近は、とんと見かけないことです。ちょうど一巻目がありましたので、これを買う

ことにです。冒頭の何ページかを開いてみましたが、そのうちに本格的に読みすす

めることになるでしょう。

 E・M・フォスターのエッセイを読んでいましたら、これまでの小説で、一番は

プルーストで、ついで「戦争と平和」とありましたですからね。

 文庫本ではあと1冊ですが、これは手にした時に、だぶりの可能性が高いなと

思ったのですが、もし持っていなければ悔いを残すなと思って購入決定です。

家に戻って確認しましたら、案の定でダブっていたのですが、読んでいることも

忘れておりました。ほんの数年前のことでありますのに。恥ずかしいので、この本

のタイトルは秘することにです。

 あと1冊買ったのは、先日の京都で今風ではない子どもたちと遊んだ時に、

これはちょっと本を買って勉強をしなくてはと思った、それについての本。

 北海道で百人一首でかるたといえば、下の句かるたという、取札が板でできて

いるものでありまして、いきなり下の句を読んで、そのかるたを取ることになります。

上の句は、まったく出番がなくて、ほとんど短歌の勉強の必要はありません。

 最近は、お正月といっても下の句かるたで遊ぶことはないのですが、先日に久し

ぶりの「百人一首」が普通のかるたをやることになりまして、これが何枚もとること

ができませんでした。

 こりゃいかんで、本をさがした次第です。次回に行くまでには、これで百人一首

なじんでおかなくてはです。