震災の日

 このブログを始めてから、いくつもの大きな地震が発生したことです。

なかには北海道全体が停電になってしまったというのもあって、それでは隣町で

多くの人が亡くなったりもしたのですが、いろんな意味で2011年3月11日の地震

は強く記憶に残っています。

 これからもこれを超えるような体験をすることがあるだろうかと思うことです。

 何よりも当方がこの地震に遭遇した状況が印象深いものでありましたので、

そのことも影響しているでしょうか。ほぼこの地震に伴う混乱のなかで、当方は

三十数年つとめた職場を定年退職することになりました。

 それから十三年が経過です。被災地は復興事業のおかげで日常が戻ってきて

いるようですが、人は帰ってきているのでしょうか。

 能登半島を襲った地震もそうなりそうでありますが、過疎地は大地震にあうと、

人口減少に拍車がかかるようです。

 不便であっても、しずかで心ゆたかに過ごすことのできた暮らしを破壊する地震

は避けようがないのでありましょうか。