朝と夕に除雪を

 朝起きてすぐに外にでて、除雪に取り掛かることなりです。朝まだ暗い

時間で、気温はマイナス5度で雪はサラサラでありました。それこそ朝飯

前の作業で、30分ほどで終了することに。除雪しながらお隣の除雪名人と

話をいたしましたら、本日の予報では、このあとも振り続けるとのことだと

いうことで、それじゃ夕方くらいにとまたと家に入ったのであります。

 昼にかけて気温はどんどんとあがって、それにつれて降っている雪も

水分を含んだものとなりです。湿った雪は重たくなりますので、これはいや

であるなと思いながら、振り方を見守ることになりです。

 結局のところ16時すぎに夕方の除雪のために外にでることにです。

すっかり雪の下に

コンポストの上に綿帽子

 たぶん、本日の除雪はこの回で終わりでありましょう。予報ではまだ雪が続く

ような感じですが、これは日本海側の話でありますね。

 除雪と除雪の間は、パンの仕込みをして、そのあとはトレーニングでありました。

昨日に仕込んだ酵母種を朝に確認しましたら、元気よくあがっていましたので、

本日はそんなに時間がかからずに一次発酵は終わるでありましょうと思ったら、

そうは問屋がでありまして、パンこねを終えてから12時間経過した、この時間に

なってもいまだ二次発酵に入ることができておらず、これは本日中に焼き上がり

が終わればいいかなです。

 ほんと自家製天然酵母というのはきまぐれでありまして、時間が計算できない

ことです。早くに焼き上がったら、本日のパンの写真を添えることができるのです

がね。

 作業の合間に、先日購入した文庫本を手にすることにです。

 岡崎武志さんの「古本大全」、これまで刊行されていたちくま文庫からの選に

加えて単行本に未収録のものがおさめられています。

この文庫の第四章は「愛書狂」というタイトルがついてまして、「白水社の本棚」と

いうPR誌に連載のものが収録です。

 あちこちの出版社のPR誌を購読していますが、白水社のは手にしておらず、

これの連載はまったく目にしておりません。これの収録はありがたきかなです。

この「愛書狂」は、つまみ読みするのにちょうど良い字数でありまして、内容も

そんなに重たくなくてよろしです。

 岡崎さんは谷沢永一さんの「紙つぶて」に影響を受けていたはずでありまし

て、「紙つぶて」の気難しいところと学のあると見せるところを外せば、このコラム

になるようです。決してけなしているわけではありませんよ。

 そういえば、「愛書狂」というのは、白水社からでた訳本のタイトルでもありま

した。