朝の雪は雨に

 朝起きて外を見ましたら、屋根に雪が積もっていました。昨日には、

ほとんど雪が姿を消していましたが、この水分をたっぷり含んだ雪は

どうすればいいのかなと思ったものの、そのときに外で除雪作業をする

隣人の物音です。これはいかん、おっとりで当方も除雪作業に参加する

ことになりです。

 作業が終わったころには、雪は雨にかわってきて、みるみるぐちゃ

ぐちゃになりです。この時期の雪をわざわざ除雪することもないかなです。

この時期の雪は悩ましいことであり。

 本日は図書館から借りている「九津見房子、声だけを残し」を手にして、

ジム通い、相撲のTV見物、パン作りの合間にのぞくことになりです。

1890(明治23)年に岡山県で生まれた九津見さんが社会主義に魅せられて

たのは、女学校の一年生のころで、学校を中退して運動にはいっていくのは

16歳の時といいますので、あっと驚くことでありますが、その時代の社会

主義というのは、それだけ人をひきつける力があったということがわかり

ます。

 社会の不公平を感じた多感な少女が、ひきつけられたのは社会主義であり

ましたが、最近のUSAで貧富の差が拡大して、若い人たちの間に社会主義

の関心が高まっているというのは、百年経って同じような状況が現れている

ということでしょうか。

九津見房子、声だけを残し

九津見房子、声だけを残し

  • 作者:斎藤 恵子
  • 発売日: 2020/08/18
  • メディア: 単行本