前倒しでお盆の休みに

 明日はとってつけたような祝日でありまして、さて何の日であったかと思う

ことです。祝日のない月を減らそうということで、7、8月にそれぞれ一つずつ

休みを増やしたのですが、8月はお盆前の金曜日にあてているせいもあって、

すこし有難味があるようです。

 とはいってもサービス業の方とか福祉関係はほとんどその恩恵を受けること

なく、逆にシフトがきつくなったといわれています。あちらをたてると、こちら

がたたずですが、カレンダー通りに休むことができる人というのは、どのくら

いの割合でいるのでしょう。 

 そんなことを思いながら、ちょっと長いお休み期間に読む本を借りだすために

図書館へと足を運ぶことにです。

 読まなければいけないもの、借りている本、読みたい本があるというのに、

まだその上に借りるかなとも思うのですが、まあ新しい本を借りて、これが

景気づけになればいいと思うのですね。

 ということで、新たに借りてきたのは、次の二冊です。

 ちょうど本日にあった「クラシックTV」を見ていましたら、過去に放送した

バーンスタインの回の再放送で、この番組でもこちらの本が取り上げられてい

ました。

 バースタインは1990年6月に札幌に滞在してPMF音楽祭を立ち上げたの

ですが、この本には、それについても書かれていまして、まずは当方にもなじ

みのPMF音楽祭についてのところから、読んでみることにします。

 バーンスタインは、この音楽祭を終えて、その三か月後に亡くなったので

ありますから、まさにPMF音楽祭はバーンスタインの遺産となります。

 もう一冊は、こちら。

 自伝的父子小説と帯にはあります。内容的には「君が異端だった頃」に続く

ものだそうです。「君が異端」も図書館から借りて読んだのでありました。

そろそろベテラン作家さんでありますが、枯れることなく物議をかもす作品を

出し続けるというのはよろしいことです。

 この作品はどうでありましょうね。