クリスマス・イブなり

 本日はクリスマス・イブでありますが、当方はキリスト教徒ではありま

せんので、教会へと足を運ぶこともなく、ケーキとシュトレーンをいただいて、

世の仲が平和であることを祈るのみです。

 昨年まで12月23日の祝日は、クリスマスケーキを作るのがならいであり

ました。今年は祝日ではありませんでしたが、スーパーでいちごを見ました

ら、やはりケーキを作っていただこうということになりです。お菓子やさんの

いちごケーキは値段がばか高いですし、予約も必要ですから、そうであれば

自宅で作るのが一番であります。(それなりに美味しいはずです。)

f:id:vzf12576:20191224181439j:plain

 このところ本を読む方はさっぱりであります。図書館から借りてきている本も

ほとんど開くこともなしで、ブログの話題を得るために手に取ることになりです。

今借りているのは、ほとんど返却日は年明けとなります。年越しの読書はいま

借りているものがメインとなるのかな。

 現在借りている一冊は嵯峨景子さんの「氷室冴子とその時代」であります。

氷室さんは、北海道出身の作家さんですが、当方はこれまでほとんど縁がなし

であります。この作家さんのものを読んだのは「ちくま」に連載のエッセイで

あったと思います。これは「いっぱしの女」という単行本になったようですが、

そのころに、氷室さんの母親がテレビ番組の結婚相談に出演したというこ

が書かれていて、これが「ちくま」であったのか、「青春と読書」であったのか

判然としないのですが、ひどく笑える話題でありました。

 もちろん、この話題は笑うなんてものでないことは、それらをまとめた本を

読むとわかるのですが、当方にとっての氷室さんは、この本の人でありました。

嵯峨さんの本を走り読みしたら、それは彼女のごくごく一部であることがわか

るはずであります。

冴子の母娘草 (集英社文庫)

冴子の母娘草 (集英社文庫)