本日から二月となりです。こちらはすでに二月にはいっていたのです
が、時差9時間のロンドンでは、当方が起き出してから日付がかわり、
それにあわせてEUから英国の離脱が始まりました。
その昔でありましたら、このような時差のある話題は、新聞夕刊で取り
上げられたのでありますが、当方のところに配達される夕刊3版には、
その関連記事がありません。まったく新聞夕刊というのは、いまやお荷物
となっているのでしょうか。ほんと昔の新聞を知るものにはさびしいこと
であります。
本日の新聞話題といいますと、本日に「読売文学賞」が発表となった
ことでしょうか。これを購読している知人が、今年の受賞は、以下のもの
であるよと連絡をくれました。
めったにないこと、当方はこのうち三作を手にしているのでした。
(ちゃんと読んだといえないのではありますが、いずれも面白かった。)
これは図書館から借りて、最近まで読んでいたものでした。この作品への
評価をみてみたいと思いましたです。
松尾スズキさんの芝居は見る機会がありません。役者としての松尾さんは
大変好きであります。
【随筆・紀行】津野海太郎「最後の読書」(新潮社)
これも図書館から借りて読みました。基本的には津野海太郎さんの本は
でたら買うことにしていましたが、このような軽いエッセイは借りて読むこと
に路線変更です。
【評論・伝記】礒崎純一「龍彦親王航海記 渋沢龍彦伝」(白水社)
またまたこれも図書館から借りて読むことができました。
これの受賞には、両手をあげて賛成であります。
【詩歌俳句】川野里子・歌集「歓待」(砂子屋書房)
【研究・翻訳】千葉文夫「ミシェル・レリスの肖像」(みすず書房)
これについては、まったく何も知らないことであります。
結局のところ、図書館から借りた本のおかげでずいぶんと良い読書が
できていることでありがたいことです。今年もそうありたいものですが、
昨月、何読んだでありますね。