あと2号で終わりか

 本日は月曜日でありますので、郵便の配達があることになりです。普通郵便

の配達は平日のみとなっていますので、ぼーっとして手紙をポストに投函しまし

たら、配達までに5日くらいもかかることになります。急ぐ時には速達利用をと

言われるのですが、その昔は、普通にもっと早くに届いたのですよね。 

 それこそ、以前には赤ペン先生のような郵便を利用しての学習方式がありまし

たが、郵便事情は変わってもあれは従前通りなのかな。

 本日に届いたのは岩波「図書」と「みすず」でありました。あきらかに「図書」

は届くのが遅くなっています。これまで「みすず」と一緒に届くことなどなかっ

たですからね。

 それはともかく「みすず」を開いてみましたら、「月刊『みすず』休刊に際して

の購読継続について」という案内がはいっていました。

当方が支払っている前金が今月の6月号で終了となって、これからでる2号分の

継続を希望する時には、724円を送金されたいとのことであります。

いよいよ「みすず」休刊が現実のものとなってきました。もちろん、あと2号分

の代金は送金しました。

 「みすず」6月号の目次を見ましたら、「フェミニズムの耳」という新田啓子

さんの論考は、今月が一回目でありますので、この連載は場所を変えて続くのか

な。

 上野千鶴子さんの「アンチ・アンチエイジングの思想」は連載13回目となる

今月で終了とありました。これはそのうち「みすず」から単行本となるのでしょう。

 今月号の巻頭に掲載されているのは「占領下のサイクロトロン破壊を見直す」

という文章で、伊藤憲二さんという科学史家が書かれたもの。いつもであれば、

敬遠しそうなものでありますが、残り少ないこともあって、これを読んでみる

ことにです。

「占領期日本の出来事の中でも、1945年11月に起こったサイクロトロン

破壊はよく知られたエピソードの一つである。占領軍の蛮行として国内外に悪名

高いと同時にその真相が解明されていないミステリーでもあり、誤解がまとわり

ついてもいる。」

 仁科芳雄がリードする研究グループがあったのは知っておりますし、そこに

サイクロトロンがあったのもおぼろげに知っていますが、これが破壊された経緯

などは、まったく知るところがなくて、これは面白そうであります。

残り少なくなった「みすず」であります。できるだけ頭から尻尾まで読んでみる

ことにいたしますわ。