まるでわからないこと

 つい最近にG7会議というのが、日本であって、その開催までに法案を提出でき

るようにまとめなくては、メンツがたたないとばかりに話題になっていました。

その話題では「性自認」が「性同一性」に書き換わって、「差別」は「不当な

差別」となって、これは法案としては後退したといわれていました。

 性同一性にしても、性自認にしても、わかりにくいことでありまして、なかな

かすとんとおちないことであります。

 そんなことで、先日に購入した笙野頼子さんの本を手にしてみることであり

ます。(ちなみに、この法案に関しては笙野さんは、強く否定的でありまして、

これの推進派からすれば、極右の差別容認派と認定されているようです。)

 笙野さんの主張は、ともかくとして、このLGBT理解法案はバイデンの世界戦

略ですと記していて、「オリンピック以後のG7に合わせて成立させる?」と

ありました。

 なんとなく陰謀論のようにも思えてしまいそうですが、結果としては笙野さん

はこの法案に反対する立場から、山谷えり子さんとか、高市早苗さんの疑念に

同意するのでありますね。

これはなかなかできることではありませんですね。もちろん、笙野さんは、これ

によって作家活動を続けるのが困難になるのですが。

 頭の固くなった昭和育ちのじじいには、よくわからない議論でありまして、

先日の新聞に寄稿されていた李琴峰さんの文章とあわせて、笙野さんのものを

読んでみることにです。