捨てる前に

 本日の午前は数年ぶりで裏山にのぼることになりました。今から35年も前の

ことになりますが、子どもたちが小さく、亡父がいまの当方と同じくらいの年齢

の時に、5月には三世代で裏山にのぼったのでありました。

 昨年に家族が帰省していたときに、当方を年長とする三世代で上ろうと思った

のですが、下草がのびていて、それがじゃまで前に進むことができませんでした。

5月は、まだ草がのびておりませんので、比較的楽に上がることができました。

丘の上から海のほうをながめてぱちりとしたのですが、木が邪魔するのと、すこし

海のほうはもやっていて、パッとしない写真になってしまいました。

 午後は片付けであります。お天気がよろしいので、物置に積んである段ボール

箱(なかには本がはいっている)を外にだして、物置の掃除をしてから、本の整理

にかかることです。

 今回は「本の雑誌」とか出版社のPR誌を、雑誌別にまとめてしまうことと、

処分するものを分別することです。

一番に捨てられそうなのは「新日本文学」でありますが、これも手に取ってみます

と、こんな文章がのっていたのかと思うことでありまして、しばし手がとまること

になりました。

 新日本文学賞特別賞を受けて、その後に単行本を中古で買った「夜の子供」とい

う深沢夏衣さんの小説が一挙掲載されているものを発見です。ここにあったので

あれば買わなくてもよかったか。

 そういえば、物置の段ボールをひっくり返しておりましたら、見つからずに買い

なおした文庫などがでてくることにです。明日も段ボール開梱作業は続くのであり

ますが、びっくりするようなものがでてこないでしょうかね。