捨てない生活

 本日は、町内会の資源回収日でありまして、新聞、雑誌、段ボールなどを

出すことになりです。もともと、当方はなんでもとっておく人でありまして、

これでリサイクルに回すほかは捨てないのでありますから、なんであれ探せば

どこかにあるということになるのです。

 先日に友人とメールのやり取りをしている時に、そういえば大学に入った

ばかりの頃に、同じ学科の学生で集合写真をとったよなと記しましたら、そん

なことがあったかということになって、いまでも当方のところに写真はあるよ

といったものの、この写真がどこにあるのかわからないのですね。たしかあの

あたりということで、本日はとうとう床下の室になっているところに降りて、

探してみたのですが、高校の時の写真はでてきたものの、目的の一枚が見つか

らずでありました。捜索は明日以降も続くことになりです。 

 地下の室には段ボールにはいったままの雑誌「本の雑誌」「ミュージック・

マガジン」などがありまして、これも室から出してこなくてはいけないこと

です。そのあとどうするかですね。

 1992年の「本の雑誌」が、すぐに出てきて、久しぶりに手に取ることで

す。発行人 目黒考二 編集人 椎名誠とあって、もちろん活版印刷でありま

した。

 驚くのは読者投稿欄である「三角窓口」の投稿者の年齢が若いことですね。

20代が中心で、10代の人も散見されるのですが、それから30年でありますよ。

最新号である477号の「三角窓口」を見ていましたら、20代、30代が各1人で、

メインはアラ還という感じでありますからして、「本の雑誌」とともに、

読者は年を重ねていることを実感することであります。

 これだもの、あれこれの雑誌は苦しいはずであります。最近の雑誌は付録と

いうかおまけがメインで、雑誌がついてますという感じですものね。

 ほんと、古い雑誌は見ていたら楽しくて、なかなか処分する決心がつかない

ことでありますが、この雑誌も百年後くらいにはレア本になるのでしょうけど、

あと何世代かで持ち続けなくてはいけないですね。これはなかなか難しいこと

であり。