昨日に引き続きで、本日も録画してありました映画を見ることになりです。
本日のお昼過ぎにトレーニングから戻りまして、TV(地上波)をつけてみま
したら、これが映らずであります。どうやらTVアンテナからのケーブルが屋根
からの落雪(半分は氷です。)によって切断されたようで、これは昨年の今ころ
にもあったことで、二年連続です。屋根の雪落としをすれば、なんのこともない
のですが、高齢の屋根の雪落としは、へたをしますと命にかかわることになるの
で、命とくらべると修理代のほうが安しであります。
ということもあって、録画したものを見物するのですが、昨日には「ジュディ
虹の彼方に」という2019年の映画を見て、本日はペトゥラ・クラーク出演の
「チップス先生さようなら」を見物です。どちらも作中に歌唱シーンが入る音楽
物としても楽しめる作品です。
「ジュディ」のほうは、もちろんジュディー・ガーランドを取り上げたもので
ありまして、ジュディ生前最後のロンドン公演に焦点が絞られていました。
ジュディさんは、もちろん子役からずっとスターであった人ですが、アルコール
と薬で相当にひどいことになり、私生活はたいへんでありました。彼女の娘さん
であるライザ・ミネリにも似たようなところがありますね。
彼女の歌で一番有名なのは、もちろん「虹の彼方へ」でありますが、その他に
も「トロリーソング」とか、良く知られたものがありました。当方はその昔に
ヴィッキー・カーさんのライブアルバムで、「ジュディ・ガーランドメドレー」と
いうのをきいておりました。(このライブアルバムは、どうやらCDにはなって
いないようで、あのアルバム好きなんだけどね)
ジュディを演じたのは、レネィ・ゼルウィガーさんで、落ち目にあるスターを
演じて、吹替なしにジュディになりきりで歌唱し、涙を誘いました。
そして本日の「チップス先生さようなら」には、当方の世代には大スターであっ
たペトゥラ・クラークさんが先生の夫人役で出演です。先生はピーター・オトゥー
ルでして見ごたえ十分。
原作をすこし変えたことによって、ペトゥラ・クラークさんが起用されたわけが
わかることになりますが、このなかでペトゥラ・クラークさんは歌に踊りを披露し
ていて、その昔にラジオから歌声をきくだけであったのですが、後年になってこの
ような役を演じることになるとはです。
このチップス先生の原作は、もちろんこれであります。