北国らしい話題

 このところ気温は高い目でありますが、よく雪が降ることです。いつもの冬

よりもずっと除雪にでることが多くて、本日も朝起きて一番の作業は家の前の

除雪でありました。昨晩からの降雪は15センチほどですが、積雪は40センチ

くらいになりました。雪の少ない当地としては大雪となる冬です。

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 朝の九時半くらいにスマホで撮影ですが、逆光ということもあって、ずいぶん

どんより薄暗い写真となりました。

 当然のことながら、我が家の屋根にも雪がどっとのっています。軒からは半分

氷となった雪がいまにも落ちそうに伸びています。本日の日中は気温がすこし

あがったこともあって、二階屋根の雪がその下の屋根に落ちたりして、その時に

すごい音を発したということです。それと同時に地上波TVが視聴することができ

なくなり、落雪のためにTVアンテナからケーブルのどこかに異変が発生です。

 結局のところはアンテナに付属しているブースターが壊れてしまったとのこと

ですが、本日には修理ができず、これは明日以降にやってもらうことにです。

本日は地上波の番組で見るものもないし、まあいいかです。

 TVを見ない時間は、本でも読んですごしましょうと、図書館から借りてきた

本などを手にすることにです。

 借りているのは「立原道造」さんのものだけではなく、もうすこし読みやすい

ものも借りております。

 一番読みやすいのは、北村薫さんの「中野のお父さん」となります。先日に

文庫になった「中野のお父さんは謎を解くか」を購入したのですが、これの何作

かを読みましたら、一作目から読んでみるかという気になりました。

(図書館から借りたのは単行本となります。)

 読みやすい本というと、本を開いたときに文字がぎっしりと詰まっていない

ものであるようで、ほとんど会話で成り立っていますと、ページあたりの文字数

はどのくらいになるのでしょう。

 もちろん北村さんが、読者のことを慮って、読みやすいように作っているので

ありまして、おかげで当方もページを稼ぐことができることになりです。

北村さんの「中野のお父さん」に手がのびたのは、北村さんが新潮「波」に連載

しています「本の小説」が面白いからでありますが、こちらのほうは、普通に文

字が詰まっています。

 そんなこんなことを思いながら、「中野のお父さん」を楽しむことになりです

が、出版社の編集者をしている女性が、仕事をしているなかで腑に落ちないこと

があると、中野の実家に帰って、高校で国語教師をしているお父さんに相談をす

るというのが、作品のフォーマットとなりです。

 ミステリ仕立てになっていたり、お父さんのうんちくが披瀝されたりで、なか

なか勉強になることであります。