バート・バカラックが亡くなったとのことです。年齢に不足なしですし、昨年
でしょうかTVで近影を目にしていますので、最後まで現役でした。死因も自宅で
自然死というのが、いかにも成功した人という感じです。
中学生のころからUSAの音楽をフォローしていた当方が、最初にバート・バカ
ラックさんの音楽をきいたのは、どうやらトム・ジョーンズが歌った曲によって
であるようです。1965年のことだとわかりました。この曲は映画の主題歌の
ようですが、映画は未見です。
そのころは、トム・ジョーンズという英国の歌い手さんと同名の小説があるこ
となど知りませんでした。
このあとは、どんどんとメジャーになっていって、ヒットした曲も無数であり
ますし、曲数が多いせいもあって隠れた名曲というのもたくさんであります。
当方は女性ボーカリストが好きなせいで、ディオンヌ・ワーウィックの歌う
ものが好みでありました。
もちろん、忘れてはいけないのは映画音楽でありまして、なかでも代表的な
ものは「明日に向かって撃て」(ブッチとサンダンスといいたいけど)であり
ますね。
この映画音楽ではメインテーマである「雨にぬれても」が超有名ですが、その
ほかにバックで流れる曲がとっても耳になじむのであります。
この「明日に向かって撃て」はBSで放送がありまして、当方は録画をして
ちびちびと見て楽しんでおりました。学生の頃に、京都のどこかの映画館で
見たのが最初で、それから何度か見ていて、当方のベストムービーの一本と
なります。
USAで銀行強盗を働いて、お尋ね者になっていられなくなった二人+1人が
ボリビアに新天地を求めてわたって、そこでも悪事を重ねるという悪党が主人
公なのですが、その悲惨な最後も含めて、時代の映画であります。
なんとなく、最近も似たような話がありましたです。日本ですこし悪事を
働いて、もっと大きなことをやってビッグになると南の島にわたって話題に
なった「ルフィーとキム」でありますよ。こちらは悲惨な最後にならなかった
ようで、いいのか悪いのかです。