本日のネットにドラマーの村上”ポンタ”秀一さんの訃報があがっていました。
２月に脳出血になって、今月９日に亡くなったとのことです。（視床下部での
出血というのは、当方の母と同じところでありまして、幸い母は右上下肢のひ
どいマヒは残ったのですが、言葉を失うこともなく、倒れてから１４年が経過
していますのに。）
村上さんの年齢が７０歳とあったので、これにまずは驚きました。これまで
に経歴などを確認することはありましたのに、当方と同じ学年であるというこ
とは頭に入っていませんでした。
それは何よりもデビューが早くて、２０代の前半ですでに有名な存在であった
ことも影響していますでしょう。当方が名前を知るようになったのは、ジャズの
フィールド（フュージョンなのかな）で活躍してからですが、とにかくスタジオ
に入ってからは、売れっ子のお一人でありました。
そうはいいながらも、スタジオでの活躍は目立つものの、なかなかライブを
きく機会はなくて、一度見てみたいものと思っていて実現したのは、2014年に
当方が住む町にある小さなライブハウスでのコンサートでありました。
とにかくジャズもロックもポップスもなんでも叩いてしまうというのが
ポンタさんのスタイルでありまして、レコーディングの参加も多いので、
音楽好きな人は一度は耳にしていますでしょう。（TVでは、堂本兄弟の
バンドでも叩いていたはずです。）
本日は、25周年を記念したアルバム「Welcome to My Life」を聞き
ながらポンタさんを追悼することになりです。これには綺羅星のごとく
スターが参加しておりまして、ポンタさん芸の見本帳となっています。
2014年のこの町のライブで一緒でありました吉田美奈子さんは、この
アルバムで「LEFT ALONE」を歌っていました。この楽曲はアルトサックス
がリードすることで有名ですが、美奈子さんが歌うのですからホーンはなし
で、渡辺香津美さんがギター、島健さんがピアノ、米木康志さんがベースで
ドラムスがポンタさんとなっています。
ポンタさんの追悼には、この曲が一番でありますね。
