終日マイナス10度くらいの気温が二日間ほど続きましたが、本日はすこし
気温はあがって、最高がマイナス4度くらいでありました。日中がマイナス10度
と4度では、まるであったかさが違うことです。
この時間も昨日より2度くらい気温は高くて、三寒四温のサイクルは四温にむ
かっていくのでありましょう。
本日は図書館へといって、借りている本の半分を入れ替えることにです。なんと
か最後のページまでたどりついたものを返し、未読のものをまた借りて、二冊を
新たに借りることになりました。
これはと思うものはなかったのですが、新刊棚にささっていた井上ひさしさん
の「発掘エッセイセレクション」の二冊であります。
ここのところ、すっかり井上ひさしさんのものはご無沙汰をしていたのですが、
まあたまには読んでみましょうかです。
最近になって未刊行であったものがまとまってでるようになったのは、井上ひさ
しさんの研究家であるところの井上恒(いのうえひさし)さんの存在が大きいよう
です。この発掘エッセイセレクションは、全部で6冊なのでしょうか、これに引き
続きで未完であった小説なども世にでていますので、これらのなかにはご本人が
生きていらしたら、日の目をみなかったものもありますでしょうね。
それにしても、井上ひさしさんの研究家が井上ひさしさんというのは、できすぎ
た話ですが、同姓同名であったことが、井上作品にひかれる遠因でもあったのです
から、これから子どもに名前をつけようという親たちは、よくよく考えなくては
いけないようです。