先日に宮本浩次さんの配信ライブを視聴していた時に、音声出力している
真空管アンプの出力管の1本に灯りがついていないのに、気がつくことにです。
片方に二本ずつの出力管が使われているのですが、購入して二年でうちの一本が
球切れとなったようです。これはいかんということで、真空管を注文することに
です。
その昔は、真空管を購入するのは、けっこう大変であったのですが、今は大手
の通販サイトで簡単に買うことができます。普通に高いブランド品から、素性の
知れない安価なものまででありますが、さて、どれを買うかとサイトで商品の説
明を読んでみることにです。
結局は片方の二本分をそっくり入れ替えることにして、注文したのですが、ロシ
ア製なのでしょう。なんとか当方の懐具合でも確保できました。
この真空管が、本日に届きまして無事に差し替えることができました。球切れした
管と、交換した管EL34の空箱をパチリです。(これでしばらくは大丈夫と思いたい
ことです。)
この週末用にということで、友人が本を貸してくれました。ゆっくり読んで
くださいやということで、話題となっている「夢の砦」であります。
「夢の砦」というと、小林信彦さんの小説を思い起こしますが、こちらは「本
の特集」についてのものです。
表紙をめくってすぐのところに矢崎泰久さんが語るとあって、そこに「『話の
特集』は我々にとって『夢の砦』だったんだよ。」とでてきますが、タイトルは
ここから取られていて、矢崎さんの頭には小林信彦さんの作品があったようです。
「本の特集」は1965年創刊で1995年に休刊となった雑誌です。どういう
わけか、当方にはあまり縁のなかったのですね。当方が毎月のように買った雑誌と
いうと中村とうようさんが始めたマガジンくらいでありまして、雑誌をいくつも
購入するほど余裕がなかったせいもあります。そのせいか、気になる文章などが
掲載の時だけ買って、しかもそこのところを切り取ってスクラップしておりまし
た。現在残っているのは金井姉妹の鼎談くらいでしょうか。
これにあわせて1982年にでた「話の特集の特集」も貸してもらいました。
「話の特集200号記念臨時増刊」とありまして、こちらのほうは40年前の
雑誌の雰囲気を楽しむことができて、こちらのほうがより楽しく感じたりしてです。