世間的にいうと、当方の性格はゴミ屋敷の主に極めて近いようでありまして、
そうならずにとどまっているのは、同居人のおかげでありますね。子どもたち
にいわせると、こんなに好きにして、居間に本を積んでいるなんてありえない
とのことです。そうか、最近は居間にダンボールを積まないだけいいではない
かというのは、言い訳にもならずです。
そんなことで、正月くらい居間に本とか録画したブルーレイディスクを積ま
ないようにということで、片付けを行うことにです。
合わせて、HDDレコーダーの残りが少なくなっているので、ここからブルーレイ
にダビングして、空き容量を増やすことにです。
本日の午後からはNHKで「72時間」の総集編がありまして、今年の番組か
らリクエストの多かった上位10篇を放送です。ほとんどの回を見ているのです
が、北海道ネタでは知床羅臼の温泉「熊の湯」が4位で、当方は喜びました。
日本全国どこでも漁師町の人たちのドキュメントは開放的で楽しいことです。
本の方は、いまだどこに持って行こうかと思案中でありまして、明日の午前に
はやっつけてしまわなくてはいけませんです。そんな時に、図書館から借りて
いる本を混ぜてしまってはたいへんなので、図書館本は別の袋にいれてよける
ことにです。
読んでいますのは、瀬戸内寂聴さんの「いのち」です。「本の雑誌」1月号
で佐久間文子さんが「大庭みな子、河野多恵子の描かれ方に飲み込めないもの
があった」と書いていまして、これはどこの部分に関してないのかとの興味か
ら図書館から収録されている全集本を借りることにです。これには、佐久間
さんが2021年の収穫としてあげている瀬戸内さんの「あこがれ」も入って
いて、ちょっと楽しみなことです。
「いのち」については、昨日に半分ほど読んだのですが、これまでのところ
当方には飲み込めないところはなく、瀬戸内さんらしいかきっぷりというか、
95歳でこれを書くことができるのはすごいなと思うばかりであります。