野暮用から戻りましたら、先日に確保したLGスマホが届いておりました。
夕食を済ませてから、届いた中古スマホの設定をすることになりです。以前の
スマホは韓国SKテレコム向けのデバイスで、今回のはUSA AT$Tに向けて出荷
されたものでありまして、古いものから新しいものへとデータ移行などをしまし
たら、スマホのディスクトップには韓国語と英語のアイコンが並ぶにぎやかさと
なりました。
今回変更することになった一番は、SIMを利用しての音声通信ができなくなっ
たことによるのですが、新スマホにSIMをいれてアクセスポイントを設定したら、
無事に音声通信が可能となりました。(当たり前かな。)
あとはBluetooth接続のデバイスのセットアップなどですが、これはそんなに
急がなくてもよろしいかなです。
ということで、思ったよりも早くに設定作業の目処がつきましたので、あとは
図書館から借りた本でも読んで過ごしましょうかなです。(ここ何日かは日付を
またいでの就寝となりましたので、本日はすこし早くに休まなくてはです。)
読み始めているのは多和田葉子さんの「太陽諸島」となります。まだいくらも
ページが進んでいないのですが、ひどくひねくれた西村賢太さんの文章と作品
世界にしばらく付き合っていましたら、おおなんと健全な世界であるのかと思う
ことです。
西村さんは師匠とあおぐ作家の故郷が、自分にとっても命の拠り所となってい
るのでありますが、多和田葉子さんの三部作は、主人公の「故郷の島国は消えて
しまった」のでありまして、考えようによっては、こちらのほうがより深刻な
事態となっています。
それを希望の小説として読ませてしまうのが、多和田さんの腕前となりです。
当方が健在であるうちにこのような事にならないことを祈りながら、読み継ぐこと
にいたしましょう。
本日の朝日新聞夕刊には多和田葉子さんが取り上げられていて「長編三部作」
が完結と紹介されていました。
これまでの二作も図書館から借りて、サーッと読んだだけでありますが、改めて
頭から読み返してみたいと思わせるものです。
そのためにも、まずは完結編の「太陽諸島」を読んでしまわなくては。