なんとか千秋楽に

 年に一度、名古屋での大相撲本場所が、本日まで開催されていました。

 7月の名古屋ですから暑くて大変なのですが、それよりも大変であったのはコロ

ナ禍でありまして、次々に感染する力士がでまして、後半は半分くらいの力士が休

場になったのではと思えるほどでした。

 不戦勝につぐ、不戦勝でありまして、なんとも後味のよろしくないことです。

当然のこと、あまり場所は盛り上がったようにも思えませんが、ウィズコロナの

相撲場所で、ヨレヨレとしながらも、なんとか千秋楽にたどりついて、関係者は

ヤレヤレであります。

 それでも、無事に本場所を終えることができたのを祝って(?)、本日の夕食は

花咲かにを奮発していただくことになりです。この時期は、地元であがる毛ガニも

店には並ぶのでありますが、本日購入した花咲ガニは、身の入り方がよろしくない

こともあって、毛ガニの半値以下という価格であります。

 外観からは身が入っているのかどうかわからずで、けっこう豪華に見えますが、

買う方は買ってみて、開くまではどのくらい身が入っているのかわからずです。

さばいてみましたら、思ったよりも食べるところがありまして、ちらし寿司に添え

ていただくことができました。 

 その昔に根室にあがった大型の花咲ガニは、ロシアとの交易品といわれて

いました。現在はロシアとの関係がよろしくないので、根室にも大型の花咲

ガニはあまりあがらないのではないでしょうか。

 ロシアへの経済制裁のために取引はしないこととなっていますが、ロシアが

経済制裁でまいったという前に、ロシアと国境を接する北海道の水産業界は

まいってしまいそうであります。