次は3月の大阪か

 昨日で大相撲の本場所が終わりました。昨年の1月23日も相撲を話題としていますの
で、ここ2年ほどずいぶんと相撲を話題としていることです。
 当方が仕事をやめて自宅にいるようになった頃にデビューした若い力士の応援のた
めに13時からのBS放送を見るというのが習慣となり、本場所開催中は何をおいても
13時にはTVの前にいるようになりました。最初のころは、BS放送の開始時間には取り
組みが終わっていたのが、出世するにつれ土俵にあがる時間が下がっていって、この
場所は15時半くらいの取り組みとなり、地上波放送で応援することができるように
なりました。
 そのようにして何年か相撲をみているうちに幕下になじみの力士が、数多くできま
して、この年齢でこの番付であれば関取になるのは難しいだろうなという力士たちに、
いつのまにか肩入れをしておりました。
 今場所は、たいへん若くして出世した大関が長い足踏みの末に初優勝をして、場所
後に横綱昇進を果たすという日本出身に拘る相撲ファンにはめでたい結果となりまし
た。
 それにしても、すでに優勝が決まってしまった大関と対戦した横綱は、観客の大半
に負けることを期待されているという圧倒的な逆風のなか、必死な取り組みでありま
して、まさに拍手ものでありました。ここまでの敵役というのは、そうそうあるもの
ではありません。
「ぼくはどうしてもモンゴル・パトリオットたらざるを得ないのだ。」と記している
田中克彦さんは、もちろん横綱を応援していたことでしょう。そして、なぜ日本国籍
を取得しなくては親方になれないのか、一代限りの特例法というのが議論されている
時勢に、どうして相撲協会はそのような道を開かないのかと思っていないかな。
 とりあえず、次は3月の大阪が舞台です。関西へといくなら3月ですね。