本日も夜遊びとなり、午後になってから車で移動してちょっと離れた町のホールに
きました。こじんまりとした施設である弾き語りのソロライブを見物です。
人気の実力派が、わざわざこのような小さなホールに出向いて公演するというのが、
この方の音楽に向き合う姿勢でありますね。
終始席に座って、静かに歌を聴くことになりですが、最近はこのようなライブは
少なくなっているようです。
本日に一番驚いたのは、少しでしょうが当日券が販売されていたことで、こうした
足の弁の悪い小さな町でのコンサートは、彼をしてもチケットセールスは大変である
のですね。それだけに、こうした町でライブをやってくれる彼に感謝であります。
コンサートが始まるまでの待ち時間は、持参した文庫本を開くことになりです。
時間をかけて読んでいる岩波文庫のプルーストは、本日にめでたく8巻目に入りまし
た。すでに読破した知人からは、8巻目は胸突き八丁と言われているのでありますが、
7巻目の後半は、登場人物の人間関係が、まるで頭に入らず、えらく苦労したのです
が、「ソドムとゴモラ」とタイトルされた、こちらの立ち上がりは登場人物が絞られ
ていて、人物で頭が混乱することもないようです。
この調子で、前に進むことができたら、この巻の読了は見えてくるのですが、
そうは問屋がおろしますかなです。
ということで、このあと続きを読んでみます。