片付け進まず

 だいぶん日中の気温が高くなってきましたので、日中は暖房のないところ

でも過ごすことができるようになったきました。寒い時期は、暖房のないとこ

では過ごすことができず、どうしても居間のテーブルのまわりに本などを積ん

でしまうことになりです。 

 他のところから取り出してきた本は、使い終わったら元の場所に戻さなくて

はいけないのですが、まだ使うからなんて思っていましたら、次々に山になる

ことです。

 そういえば、先日来、西村賢太さんの文庫本を見えるところに積んでいるの

ですが、あと一、二冊はあるのでは、それが出てきたらと思っていたら、いつ

までたっても整理をつけることができないようです。

 本を読むほうも、ここのところすこし足踏みでありまして、これは気分の晴れ

ない出来事があって、それに影響されていることもあるかもです。そういえば、

近くの大学でロシア文学に関係する展示を、札幌の書店で開催しようとしたら、

それが、いろんな大人の事情で中止になったのだそうです。

 どんどんと大人の事情がはびこることになることです。議論するよりも、自粛

したほうがというふうな世の中になるようであります。こういうのは、分断への

第一歩なのかな。

 箸休めのために先日に確保したトロワイヤの小説を手にしてみたのですが、こ

れがさっぱり頭に入らないことで、ちょっと気分を変えるために、違った作品を

手にしてみよう。こちらの作品はどうでありましょう。

 そういえば、文春文庫から堀江作品がでたので、これを見に行かなくては。