明日読む本

 そういえば2月も中旬となっているということは、「本の雑誌」が入荷していると
いうことですね。近くの本屋でありましたら、散歩がてら本を引き取りにいくので
ありますが、歩いていくと1時間以上もかかりそうでありますので、明日の用足しに
あわせていってみることにいたしましょう。明日は「本の雑誌」3月号を読んでいる
ことになるのかな。

本の雑誌393号

本の雑誌393号

 ここのところちびちびと読んでいるのは、先日にブックオフで購入した庄野潤三
んの「エイヴォン記」となります。さきほど検索をかけてみましたら、この本につい
て、くわしく説明をしているページがありましたが、これをよんでしまったらネタば
れになってしまいそうなので、途中でこのページを閉じました。
エイヴォン記

エイヴォン記

 一章が20ページ弱で、これの章ごとに短編小説が話題となります。この小説での
作品紹介を読みますと、取り上げられている小説を読んでみたくなることです。
最初の小説は「ブロードウェイの天使」という作品集に収録されている「ブッチの子
守歌」という作品で、この作品のちょうどいいところで紹介が終わるものですから、
この先はどうなっているのかと気になって、これを購入しようかなと思ってしまいま
す。
 十年以上も読まずに寝かせている堀江敏幸さんの「河岸忘日抄」もちびちび読まなく
てはいけませんです。先日に堀江さんのほかの作品を読んでいましたら、この作品を
ほのめかすところがありまして、そうだこちらのほうはいまだに読んでいなかったと
思いだし、単行本と文庫本の両方をひっぱりだしてきました。
読みますと、かなり早いところでディノ・ブッツァーティの「K」という短編集が話題
となります。ブッツァーティの「K」とは、どんな作品なのかと、たぶん邦訳はでてい
ない、この小説への興味から、すこしずつ堀江さんの小説を読んでみることにしましょ
う。
河岸忘日抄 (新潮文庫)

河岸忘日抄 (新潮文庫)