雪国暮らしは長いのだが

 本日に目にした地元の新聞の投稿欄に、「スタックしたのですか」というのが

話題となっていて、当方は雪国暮らしが70年にも及ぶというのに、このスタック

したという言葉を耳に(または目にも)したことがなくて、これはなんじゃいな

と検索をかけることにです。

 その投稿を読んでみたら、これがどういう状況をさすのかは理解ができるので

すが、その言葉を発した若い女性は、この言葉を日常的に使っているのかと、不

思議に思ったことです。 

 この投稿は、大雪のあと路面状況が悪くて、ひどいわだちができているところ

に通りがかったトラックがはまって、脱出できなくなり、そこをとおりがかりの

女性が「スタックしたのですか」とトラックドライバーさんに声をかけたのを目

撃した方が寄せたものです。

 トラックがそこから抜け出すのに、多くの人が手を貸して、結局は何時間も

かかってやっと抜け出ることができたという話になっていくのですが、当方は

それよりもスタックするという言葉を初めて目にしたことに感激です。

 すくなくともドライバーさんの世界ではスタックしたというのは、普通に使わ

れている言葉なのでしょうか。

 当方も何度か雪道で立ち往生して、車をおしてもらったり、車の下に板などを

敷いてから脱出を試みた経験はあるのですが、そのいずれのときにもスタックし

たという言葉は飛び交いませんでした。

 いったいいつ頃から、この言葉は日常的に使われるようになったものであるの

でしょう。検索をかけてみても、よくわからないことでありまして、もちろん、

雪国に住んでいない方には、ほぼ無縁で終わってしまう言葉となりますでしょう。