先日のTV「美の壺」は「心をつかむ 本の装丁」でありました。ほぼ毎回
見ています「美の壺」ですが、「本の装丁」についてということで、録画をし
ながら見ておりました。
本日、この番組を話題にするにあたっては、録画を再生したものをながめな
がらであります。
「本の装丁」といえば、当方の好みの話題でありますが、当方の好みが偏って
いるせいもありまして、ほとんど知らない人もいましたですね。
最初のブックカフェの客人で、へんてこな帽子をあたまにのっけているのは河上
進さんだろうかと思いましたが、この画面では、特に紹介されることもなしで
す。
装丁家としては川名潤さんと坂川栄治さんが登場していました。坂川さんに
ついては北海道出身ということで、拙ブログでも「遠別少年」で話題としたこ
とがありました。
遠別町というところは坂川さんの出身地ですが、同じ北海道に住んでいても、
その町がどのあたりに所在するのか知っている人はすくなそうです。当方もいま
だに足を踏み入れたことはありません。人口三千人を切った小さな町 遠別が
人に知られるとしたら、それは「遠別少年」のおかげでありましょう。
そして川名潤さんですが、名前を聞いてもすぐにあれねと作品を思い浮かべる
ことができなかったのですが、川名さんの背後の棚にあるものを見ましたら、
小生も持っているものがありました。これを装丁した人かです。
製本のワークショップの様子も紹介されていて、それの先生が手掛けた本も写し
だされていました。そこには、当方のところにもある本が目にはいりました。
望月通陽さんのファンでありました「仙台が親戚」さんかにプレゼントしていただ
いたものですが、このようにして作られた本であったとは、この番組を見るまで
知りませんでした。せっかく贈っていただいたというのに、なんと粗末にしていた
ことか。本日はこれを見て、「仙台が親戚」さんのことを思いだすこととなりまし
た。