そういえば先日に、今年の大学入試共通試験が実施されました。この時期で
ありますので悪天候で交通マヒが起こって試験に間に合わないとかいう報道を
心配したのですが、なんと今年は大学の門前で無差別テロがありまして、これ
には驚いてしまいました。
本当に次々と驚くような事件が発生することでありまして、こういう事件の
積み重ねが人をして、ますます不寛容にしてしまうのかと、いま、この時代に
欲しくない事件であります。
そんなことを思いながら、試験問題(国語だけですが)を流し読みすること
になりです。現代文では藤原辰史さんの文章が引かれていて、小説は黒井千次
さんのものから出題です。
黒井千次さんというと、今年の受験生にすれば祖父の世代でありまして、た
ぶん誰も作品を読んだことがないでありましょうね。
そのときには気がつかなかったのですが、今年の地理の問題には、当地にゆか
りの問題がでていて、これが地元の新聞で話題となっていました。
ほとんど、さいきんあちこちで作られているご当地検定の趣きでありまして、
この出題は、地元受験生には有利な内容になっているねと書かれていましたが、
そこそこ問題としては難しいものであるのかもしれません。
関係者は、これで受験生がこのまちのことを嫌いにならなければいいがと
心配をしているのでありました。