年末のこの時期の新聞読書欄は、あれこれと趣向をこらしていて楽しみなことです。
できれば、各紙をとりそろえてゆっくりと眼を通したいものですが、そうもいかずで
ありました。
地元の北海道新聞は豊崎社長による、今年の鮭児文学賞が掲載となっていたようで
あります。いまだ直接見ることはできていないのですが、ことしの文学賞は福永信さん
編著による「小説の家」となったということです。
まったとのことです。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/06/24
- メディア: 単行本
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も含め、浅田次郎さんに似ていると思うが、そう言われることはないかと言われたこと
がありです。そのときは、そういうことはないですよと答えたのですが、そのすこし
後に、ほかの人からもそのようなことをいわれました。たしかに浅田さんは同年の生ま
れでありますが、当方よりもはるかに立派な頭の持ち主であると思っておりました。
ということは、当方が思っているより、当方の頭も立派であるということか。
朝日新聞の一面下さんやつ広告から、気になった2冊。
- 作者: 小沼丹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/12/10
- メディア: 文庫
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全集はあっても、とても値段の高いものですから、この文庫化はたいへん喜ばしいこと
です。それでも普通の文庫本一冊が1500円というのは、購入をしばし考えることです。
解説を堀江敏幸さんが書いているというのも悩ましいことで。
ラフカディオ・ハーン、チェンバレン往復書簡 (東洋文庫善本叢書―欧文貴重書)
- 作者: 東洋文庫
- 出版社/メーカー: 勉誠出版
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: 大型本
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その横に小さく記されている本の値段を見てゼロの数がいくつあるか瞬時にわからず、
数回見かえして、これが14万円であるということを知りました。
この本のコメントには「二人の自筆書簡128通を原寸原色で初公開」とありました。
この本を見て、これが14万円なら安いという方もいるのでありましょう。
本日は、毎日新聞を確保したのですが、これには楽しみにしている書評委員による、
今年の三冊(下)が掲載されていました。これは、また明日でしょうか。