なんとか発送せり

 しばらく前から読んでいた「同志少女よ、敵を撃て」はなんとか最後のページ

にたどり着き、その余韻を楽しむこともなく、貸してほしいといわれた友人のと

ころに送ることになりです。

 なんとか年内に手元に届いて、お正月に読み始めることができればよろしで

あります。読んで楽しい小説ではありませんが、旧ソ連邦ひいきであります彼は

どのように読んでくれるでありましょう。

 これを読みましたら「戦争は女の顔をしていない」を読まなくてはという気分

になりました。

 

 

 1月に発表される直木賞の候補作品でありますが、候補作を読むというのは、

佐藤正午さんの「月の満ち欠け」以来のことになります。「月の満ち欠け」は

めでたく直木賞を受けたのですが、こちらはどうなのでありましょう。

 この12月は女性同士の友情がテーマとなる(シスターフッドというそうです)

小説を続けて読んでおりました。どちらの作品も新聞時評で鴻巣友季子さんが

紹介してくれていたものでありまして、鴻巣さんのおかげです。

 昨日の夜の集まりであった知人は、今年は420冊くらいの本を読んだかなと

いってました。毎年のように1日1冊ペースでありまして、どうすればそんなに

読むことができるのかと思いますが、当方も年内、あと一冊は読みたいと思っ

ているものの、どうなりますでしょう。