パソコン作業でありますが、昨日は遅い時間になって取り組んでみたら、
それこそあっさりとできて喜んで休んだのですが、本日に、昨日の作業をもう
一度再現してみようとしましたら、ちょっと時間の余裕がないせいもあって、
あせってしまい手順を飛ばしたらしく、うまくいかずであります。まったく
もって余裕のあるときに、またやればいいのにです。
本日は朝から氷点下で、雨は雪にかわりまして積もるほどではありませんが、
油断するとちょっとすべりそうになることです。いよいよ冬本番ですが、それ
でも今年は暖冬になりそうで、灯油ボイラーをつかって暖房している当方から
すれば、燃料代のことを考えると暖かなほうがありがたいことです。
その反面、今年のこの地区の秋鮭はひどい不漁という報道がありました。年を
経ることに鮭漁は悪くなっていまして、今年などピーク時にくらべると1割くら
いしか水揚げがなかったとのことで、これだものイクラや筋子は価格が高騰する
はずです。鮭などは、この町の漁組でも孵化事業をやっていても、こうなので
すから、そのうち鮭も幻の魚となるのでしょうか。
消費地に住んでいる人には、別に北海道で鮭がとれなくても、外国から輸入す
ればいいやくらいでしょうが、漁業で成り立っている町にとっては、死活問題で
ありまして、このような状態が続けば、そのうちかっての炭鉱町のようになっ
てしまいそうです。
たまたまTVで「ぽつんと一軒家」というのを見ていましたら、山の中にぽつん
と残っている家は、ほとんど昔は林業もやっていたといってました。傾斜の厳し
い山に、杉などを植林して、手をかけて育てたけど、成長したころには、輸入材
に押されて、植林した杉は値段がつかないことになり、多くの人は山の中では仕
事にならず、山を降りざるを得なくなったというわけです。
なかには、ご先祖さんが苦労して切り開いた畑と山を守るために、山に残る人
がいまして、そうした人たちがぽつんと一軒家になるということがよくわかりま
す。
先日に読んでいた宇江敏勝さんの「やまびとの記」に書かれていたことであり
ますが、それが映像で見ることができるというのが、「ぽつんと一軒家」の良さ
でありましょうか。