引き続きで二週間

 本日に図書館へと行き、本の入れ替えを実施です。とりあえずページに風を

通したものは返却し、まるで読むことができていないものは、継続で借りるこ

とになりです。これから二週間でありますので、12月も半ばまでですね。

今借りているものには、読み終わりまで半年くらいもかかりそうなのはなしで

すので、次に借りるときには、年越しで読むにふさわしいものを選んでみよう

かなです。

 本日に図書館から借りたものには、「10代のための読書地図」というのが

ありました。別冊「本の雑誌」でありますので、この本の広告などは見ている

はずでしたが、まったく記憶になしで、刊行となったのは6月とのことです。

 当方が、今の10代にすすめるとしたらどのようなものをあげるだろうと

思いながら、当方のズレ具合を確認するためにのぞいてみることにです。

当方の身近には10代の子どもはいないことから、これからの予習という意味も

こめてであります。

 そもそも当方が中学から高校にかけて、どのような本を読んでいたかというと、

ほとんど読んでいないのですね。親は本を読ませようとしたと思いますが、当方

はだめでありました。

 この本の目次を見ていましたら、高頭佐和子さんの名前を発見です。先日に

本の雑誌」で「らんたん」を取り上げていた方でありました。

 この本では、「太宰治以上に『人間失格な本』」ということで、ダメ人間が登

場する小説を紹介してくれています。

「若い皆さんには刺激が強すぎる作品も・・・・。ダメレベル順に書いていきま

すので、精神の習熟度に合わせて自己責任で読んでください。ショックを受けた、

とか言われても知りませんよ。」

とありました。

 レベル1からレベル3まであって、そのほか番外はダメというより犯罪に手を

染めた人でありますので、ほんとあまり若い人にはおすすめできないことです。

ダメ人間といえば、西村賢太さんの作品でありますが、高頭さんは西村さんが

描く北町貫多をレベル2としていますので、レベル3というのは、どんなにダメ

なのかですが、その作品は、次のものでした。

 そうなのか、この主人公の女性は、まるでダメなのか。ちょっと興味がわくこ

とでありますね。どこかで行き当たることができるかな。

 ちなみに番外の一冊は、吉田修一さんのものでした。