はてなブログは10周年ということで、特設サイトが公開されているほか、
「10年で変わったこと・変わらなかったこと」について書いてみませんかと
案内されています。
当方が「はてな」さんにお世話になったはじめは、はてなブログの前にあった
「はてなダイアリー」でありました。ブログを始めた何日かはヤフーのブログで
やってみたのですが、数日でこれに見切りをつけて、最初にあげたものも再録
する形で、はてなに引っ越しました。以来14年でありますか、年があけまし
たら15年目にはいるのですが、数年前にダイアリーサービスが終了すること
になって、最初の記事からブログへ移行したのでありました。
50代の半ばにはてな生活をスタートして、70代に入って、まだ続いている
のは、このサービスとの相性がいいのでありましょう。
元々は自分のためのメモでありまして、あるところではネタ帳のような意味
あいもありです。ちょうど当方が永く勤務していた仕事をやめる年には、一年
近くも小沢信男さんの著作を紹介することを続けていて、仕事と縁が切れたら、
小沢信男さんについての著作ノートでもまとめることができないかと思って
おりました。
それから10年が経過して、まったく小沢信男さんについての作業は進んで
おらず、小沢さんは亡くなってしまいました。
師走近くなって、新聞コラム「折々のことば」で2日連続で小沢さんの著作から
ことばが取られたいうのは、しっかりしなさいということかもしれません。
まずは小沢さんの資料を整理するところから始めなくてはいけないようです。
ちくま文庫には「私の東京全集」が入っていますが、東京ものとは違った
視点でのアンソロジーというのもいいのにです。今回に話題となった追悼もの
などをまとめた文庫は、いいと思うのだけどな。