このところコロナに罹患する人が減って来ていることから、新聞などには旅行
の広告などが目につくようになっています。あちこちの飲食店も時間短縮でやっ
ていたのが、元にもどるようでもありますし、まだまだ油断はできないものの、
すこしずつワクチン接種とマスクをしていたら、行動制限はゆるくなるのであり
ましょうか。
このところ関西からの便りは、ちょっと明るい話題が多くなりまして、うーむ
年内にでもいってみたいものと思うことです。(ちょっと年内には行けそうもな
いのではありますが。)
一つは、昨日に京都であった内田光子のピアノコンサートをききにいってきたと
いう話でありました。昨年に予定されていたのがコロナのために延期となったもの
だそうですが、今回は東京と京都だけとかで、なかなか特別感のある公演です。
ちょうどショパンコンクールで日本の青年が第二位となって、これは内田光子さん
以来のことと話題になっていましたが、これからよほど精進しなくては、内田光子
さんのレベルに到達するのは、難しいことです。
コンサートは席を間引きしてかと聞きましたら、席はすべて埋まっていてすこし
年齢層が高くて女性が多かったとの話でした。演奏はたいへん素晴らしいもので、
内田さんのCDで録音したものをたくさんきいてきたが、やはり実演が一番という
思いを強くしたとのことでした。
もう一つは大阪話題でありますが、ずいぶんと前から工事が続いていた梅田の
阪神百貨店が新装開店したということで、足を運んだら古書フェアをやっていたと
写真を送ってくれました。
阪神百貨店というと、地下のフードコートを思いだすことです。まったく気取り
がなくて、同じ梅田にあって、阪急と阪神はほんとカラーが違って面白いことで
あります。
それにしても新装開店のフェアで古書をとりあげるというのは、これに集客力が
あるのでしょうかね。当方は、送ってもらった写真をながめて、これに足を運びた
いと思いましたが、フェアは10月25日までだそうです。