「本の雑誌」5月号が届いておりました。今月の特集は「本屋がどんどん増え
ている!」というものです。
田舎暮らしの当方の実感とは違うものではありますが、都市部を中心に個性的
なセレクトショップのような本屋さんが増えているのでありましょう。本を好き
な人は、一定程度いて、そのなかにはそこそここだわりの強い人もいることです
から、全国に散らばっている少数の人を相手にして、細々とであっても、なんと
か成り立つのであれば、それはそれですこしは希望が持てるというものです。
当方がこれから、それを目指すかというと、これはちょっと自信がありません
ですが。
今回の特集には、全国112の独立系書店のリストがあがっているのですが、当方
が足を運んだところは、いくつもないものの、北海道の書店もあがっていました。
この北海道(というか札幌)の書店は足を運んだことがあります。市内中心部に
あった支店でしたが、老朽化したビルにけっこうな面積を確保していたものの、
ビルが解体されることになり、その店は閉店となり、残念ながらいまは中心部か
ら離れたところにある本店のみの営業となっています。
最近は隣町に行くことさえもためらわれることから、この本やさんにはまるで
縁がなくなっていることです。
今年の秋くらいには関西へといくことができないかな。そうすれば、ここに
あがっている独立書店のいくつかに足を運ぶのでありますのに。
といいながらも一番行ってみたいと思った本やさんは、「パン屋の本屋」さん
でありますね。
「日暮里駅から東へ焼く10分。タワーマンションが見下ろす場所にカフェを
併設したパン屋『ひぐらしベーカリー』と街の本屋『パン屋の本屋』の二つの店
がある。本屋がパンを焼いているのかと勘違いしていたが別のお店です。」
パン屋の本屋さんは、パンにまつわる本が充実しているのだそうです。パンつく
りも本も好きな当方のためにあるような本で、東京に行った時には日暮里駅を利用
していた小生は、もうすこし早くに知っていれば、足を運べていたのになと思うこ
とです。
次に東京へと行くときの楽しみがひとつ増えたが、いつになったら、行くことが
できることやら。