お彼岸はお寺へ

 春のお彼岸の中日でありましたので、お寺へとお参りにいくことにしま

した。その前に、途中にある行きつけの本屋によって注文してあった手帳の

リフィールを受け取ることになりです。当方は1987年から、能率協会が

だしているバインデックスというシステム手帳のダイアリーに日記のような

ものをつけています。

 元々は日付がはいった一年分のダイアリーが販売されていたのですが、そ

れは姿を消しましたので、日付の入っていないダイアリーを半年分くらい買い

だめして、それで一年365日の記録をしています。

 ちょうど今月くらいで買い置きがなくなるものですから、行きつけの本屋

に注文をだして取り寄せてもらったものです。アマゾンに頼めば造作もないの

ですが、アマゾン依存症にはならないように心がけているのです。

本屋さんでは、入荷するまで一ヶ月くらいかかるようですといわれて、それに

は了解ですといっていたのですが、3週間くらいで手にすることができまし

た。このくらい待つのは平気であります。

 せっかくなので、なにか本でも買いましょうかと気になるものをチェック

することになりです。ちくま文庫矢川澄子さんのエッセイ集は、めでたく

売れていて姿がありませんでした。当方は他の店で、これを買ったものですか

ら、行きつけの本屋で売れ残っていたらどうなるのかと思っていました。

 何回かこの店で手にして、買おうかどうか迷って買うことができていない

のは、荒俣宏さんの自伝のような本であります。

妖怪少年の日々 アラマタ自伝

妖怪少年の日々 アラマタ自伝

  • 作者:荒俣 宏
  • 発売日: 2021/01/29
  • メディア: 単行本
 

  なんとなく借りても読むことができそうでありまして、借りて読めるものは

買わないことにしようと思っています。幸いにして図書館には入っているよう

ですので、これに期待です。

 なにか一冊買いましょうと思って気になったのは、次のものです。

  日本の歩兵銃についての一冊です。帝国陸軍の歩兵は、これが命でありま

した。これの手入れがよろしくないといって、初年兵たちはなんぼいじめら

れたかであります。第二次世界大戦の頃にはすっかり時代遅れとなっていた

ようですが、それでも帝国では絶対の兵器でした。

 浜田知明さんの「初年兵哀歌」に描かれているのもこの「三八式」であり

ました。

 この本は買っておいたほうがいいかなと思いながら、もうすこし悩むことに

しましょう。

 ということで、本日購入した一冊は中公新書でありました。

サラ金の歴史-消費者金融と日本社会 (中公新書 2634)
 

 当方が子どもの頃には、サラ金という言葉はなくて、そのかわりに高利貸しと

いう言葉がありました。普通の人たちはお金に困ったら、親戚や知友人からお金

を借りたりしたのですね。もちろん、こういうところから借りますと、あれこれ

と小言をいわれたりしますので、もうすこし借りやすければいいのにというとこ

ろに登場したのがサラ金なのでしょう。

 そういえば、その昔の百鬼園先生は、借金で首がまわらなくなっていたのです

が、借りていたのは高利貸しなのでしょうね。