本日に手にした新聞一面のサンヤツ広告は、ふだんとがらっと違っていて、
サンヨツと倍のスペースになって、そこにコミックがずらりと並んでいました。
これは見慣れていないせいもあって、新鮮でありました。ここに並んだ版元は
小学館、秋田書店、KADOKAWA、集英社の四社となります。
ほとんど書店へといってもコミックの棚の前には立つことがありませんので、
最近のコミック事情にはまったく疎くて、こういう広告でも目にしなくては
出ていることすら知らずに終わったでしょう。
当方が、コミックで新刊で購入したものといえば、ちくま文庫に入ったもの
などを除くと、高野文子さんのものくらいでありました。
本日の広告では、これにびっくりです。
ほんとこんなのがでていたのか。この広告には、次のようにキャッチがあり
です。
幻想文学史上に屹立する巨峰を、果敢なる漫画家が端正で妖しく描き尽くす。
渾身のコミカライズ。」
近藤ようこさんというと、当方もちくま文庫にはいった「小栗判官」を購入
したことがあります。あの方が、このようなものを発表しているとはです。
これはどこへと行けば手にすることができるのでありましょう。それにしても
「高丘親王航海記」をコミックにするというのは、ずいぶんと思い切ったこと
であることです。