小学館のSUMO本

 先日の新聞広告サンヤツに「小学館のSUMO本」の文字がありです。

 SUMO本ということは、外国の人にも人気がある大相撲の本でも出すのかい

なと思うのですが、そこには「土門拳」とあり、「B2判の超特大写真集」と

ありますから、これは相撲の本ではなく「土門拳写真集」であるということ

がわかります。

 しかもこれは小学館SUMO本の第二弾だそうで、このような写真集がでて

いるということは、まったく知りませんでした。

SUMO本というのは、海外で刊行された超特大写真集のことをSUMOと冠し

たことに由来するとのことです。

 最近はSUUMOという綴を目にしますが、当方はSUMOと目にしますと、

その昔にあった高級アンプ「SUMO THE POWER」のことを思いだしまし

た。当方は現物を目にすることもなかったと思いますが、ものすごいパワー

で有名であったオーディオアンプのブランド名がSUMOでした。

 もちろん、このブランド名であるSUMOは相撲に由来するものでありまし

て、海外でも相撲は認知されているようであります。

 話を小学館SUMO本に戻しますと、この超特大本は見開き横1メートルと

ありまして、B2判ですので、天地69センチ左右50センチだそうです。

かなり大きいことで、これ以上大きなものもあるでしょうが、最近のではな

かなかに見られないものです。

 先日にTVで「サラメシ」を見ていましたら、写真集の印刷ディレクターの

昼食が紹介されていましたが、そのディレクターは写真家の撮影したものを

忠実に印刷物で再現するために印刷機のオペレーターに指示だしをするの

でした。

 それでいきますと、土門拳さんの写真は、ほぼオリジナルプリントがある

のでしょうから、そのプリントにできるだけ近づけるというのが、この小学館

プロジェクトの肝であるようです。

 この広告には最新印刷技術とありますが、このプロジェクトのために開発

されたプリンターが使われているようで、紙からインクからプリンターまで

そうとうにノウハウが詰まった本のようです。

 このような本はどのくらいの値段であるのか気になるところですが、土門拳

さんのオリジナルプリント(そういうのが販売されているとしたら)よりは、

やすいのかもしれませんです。

 小学館SUMO本のページには第一弾の「東大寺」のページがありますので、

それでサイズなどをご確認くださいです。