数年に一度の

 昨日からのニュースでは数年に一度の暴風雪に注意してとアナウンスがあり

です。これは北海道でも日本海側でのことであるようで、これにあわせて北海

道の鉄道路線では、早々に運休となったところがあります。

 当方のところは、本日の午後にさらっと雪が降ったくらいでありまして、暴

風雪には縁遠いお天気ありました。ほんとずいぶんと日本海側と太平洋側では

気象条件が違うことです。

   数年に一度の暴風雪という予報をききますと、そうしたお天気の時に雪にま

かれて命を落としてしまう青年が登場する小説のことを思い浮かべるのですが、

このことは以前にも話題にしておりました。(このような気象条件は、寒さの

ピークが過ぎてから起きるようであります。)

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光の犬

光の犬

 

  松家仁之さんの「光の犬」はおすすめの小説です。そろそろ文庫になっても

いい頃かなと思うのですが、いまほど検索をしてみましたら、松家さんのデビュー

作である「火山のふもとで」は刊行となって10年近いというのに、いまだ文庫化

されていないので、松家作品の文庫化へのハードルは高いのでありましょうか。

 そういえば、昨年の暮くらいにNHKで「ノースライト」というドラマが二回に

分けて放送され、それを先週にやっとこで見ることができました。原作は横山秀

夫さんで、ミステリー仕立てのものですが、浅間山が見えるところに建てられた

ノースライト(北からの光)を取り入れたこだわりの住宅をめぐる設計者とその

家族、それに依頼者にかかわる話でありました。

 浅間山が見えるところに現実に建てられた住宅を訪れる設計者のシーンを見ま

したら、これがもう「火山のふもとで」の登場人物を彷彿とさせるのでありまし

た。

 数年前にバラ園見物のために軽井沢へと行ったのでありますが、そのときは雨

のために浅間山を目にすることが出来ずで、これはまた来てみなくてはと思いな

がら、再訪できておりません。そのうちきっとであります。

火山のふもとで

火山のふもとで