ずいぶんと昔からでている雑誌で、何度か手にとったことがあるようなないような
記憶があいまいでありますが、その雑誌を本日はじめて購入しました。
![Pen(ペン) 2018年 6/1 号 [クリエイターを触発する、軽井沢の森へ。] Pen(ペン) 2018年 6/1 号 [クリエイターを触発する、軽井沢の森へ。]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51zeel7PvVL._SL160_.jpg)
Pen(ペン) 2018年 6/1 号 [クリエイターを触発する、軽井沢の森へ。]
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2018/05/15
- メディア: 雑誌
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あります。「クリエーターを触発する、軽井沢の森へ。」という特集ですが、まあ
なんと当方に似つかわしくないものでありましょう。
ちょっと軽井沢が気になる事情がありまして、そのタイミングで軽井沢を特集して
いるということで、手にしたのですが、いかにも広告収入で成り立っているような
雑誌で、スノッブ感満載でありますね。年金生活で、時給870円のパートじいさんなど
は相手にしていないかとも思いますが、まあこの雑誌を読む人のほとんどは、これに
でてくる高級時計や輸入車には縁がないでありましょうよ。いいちこはリーズナブルな
価格でありますが、当方は酒を飲みませんのでね。
それはさて、軽井沢であります。当方も、その昔に東京で営業をしていた時、北海道
の札幌周辺の夏の気温は、ほとんど軽井沢と同じくらいなんですよと、軽井沢の夏を
知らずに話をしておりました。その話を聞いていた人は、北海道も軽井沢もともに知ら
なかったかもしれません。
軽井沢が特別な場所であるというのは、学者さんとか文学者などが夏の別荘をもって
いたからうかがえるのですが、もちろん最初に別荘をかまえたのは、欧米人であり、
それについではかっての財閥の人たちであったのでしょう。
そういえば、らしくない軽井沢人に後藤明生さんがいましたです。とはいっても、
後藤さんは信濃追分宿でありまして、そこに山小屋をもっていて、夏の間はそこで
執筆していたとありました。その頃の代表作に「吉野太夫」があります。

- 作者: 後藤明生
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1983/10
- メディア: 文庫
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ありましょうか。

- 作者: 松家仁之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 単行本
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軽井沢に残した作品が掲載されていて、これは「火山のふもとで」をまたのぞいて
みたくなることです。